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AndroidでiMessageを使えるアプリ「Beeper Mini」をAppleが再びブロックし一部ユーザーが利用不可能に


本来Androidで使えないiMessageを使えるというアプリ「Beeper Mini」に対して、Appleが再びブロック措置を行っていることがわかりました。影響を受けているのはBeeper Miniユーザーの約5%だとのことで、全面的なブロックではないようです。


Beeper Miniの公式X(旧Twitter)アカウントの投稿によると、Beeper Miniのユーザーの約5%がiMessageをAppleにブロックされている状態だとのこと。アプリをいったんアンインストールして再インストールすれば問題は解消されるとのことですが、Beeper Miniは根本的な問題解決に向けて取り組んでいるそうです。

Beeper Miniは2023年12月初頭に登場すると、さっそく2日間で10万回以上ダウンロードされる大ヒットアプリとなりました。しかしリリースから3日後にAppleに対策され、メッセージの送受信ができなくなり、週末を挟んでのアップデートで復活を遂げました。

AndroidでiMessageを使えるアプリ「Beeper Mini」がAppleの対策で使用不能になったもののアップデートで復活 - GIGAZINE


Beeper Mini公式Xアカウントが、一連の流れを振り返る連続投稿を行っています。

「『人々に愛されるものを作る』。Beeper Miniは瞬く間にヒットし、リリースと同時にGoogle Playのトップ20チャートにランクインしました。最初の48時間で10万回以上ダウンロードされた、史上もっとも急成長した有料のAndroidアプリです」


「Beeper Miniの大成功は、人々があらゆる機能を使って安全かつプライベートなチャットをしたいと切実に望んでいることを明らかにするものです。高品質のメディアや楽しいリアクション、ステータス表示などを共有することは、どの端末を使っているかに左右されるべきではありません」


「先週金曜日(2023年12月8日)、我々はiMessageのチャットの送受信に失敗するという報告を受け、問題を調査し、解決に取り組みました。24時間以内にアップデートを行い、Beeper Cloudの問題は解決されました」


「月曜日(2023年12月11日)のアップデートでは、電話番号での登録が解除され、Apple IDを用いたiMessageのチャットが復活しました。今後のアップデートまでアプリは無料化されました。電話番号登録を利用できるように戻す作業は続いています」


「この障害により、皆様に大変ご迷惑をおかけしました。振り返ると、我々が何が起きているかを理解してから皆様と共有するまでに時間がかかりすぎました。Appleには直接問い合わせていますが、まだ回答は得られていません」

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in ソフトウェア, Posted by logc_nt

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