Metaが画像生成AI「Imagine」を無料で使えるウェブアプリをリリース、Emuモデルを利用しプロンプトごとに4つの画像を生成可能
Metaが画像生成AI「Imagine」を無料で使えるウェブアプリ「Imagine With Meta AI」を公開しました。Imagine With Meta AIは無料で利用可能で、文章(プロンプト)を入力するだけで画像を4枚生成できるとのこと。すでに海外メディアが作例を公開しています。
What’s New Across Our AI Experiences | Meta
https://about.fb.com/news/2023/12/meta-ai-updates/
Meta’s new AI image generator was trained on 1.1 billion Instagram and Facebook photos | Ars Technica
https://arstechnica.com/information-technology/2023/12/metas-new-ai-image-generator-was-trained-on-1-1-billion-instagram-and-facebook-photos/
Imagine With Meta AIには以下のリンク先からアクセスできます。
Meta AIで生成
https://imagine.meta.com/
Imagine With Meta AIのトップページには「ログインして生成」といういかにも画像を生成できそうなボタンがあるのですが、記事作成時点では生成ボタンをクリックしても「お住まいの地域では利用できません」と表示されてしまい、日本での利用は不可能でした。
海外メディアのArs TechnicaがImagine With Meta AIでの画像生成結果を公開していので、一部をピックアップしてみました。「A cat in a car holding a can of beer(ビール缶を持った猫が車内にいる)」というプロンプトで生成した画像が以下。プロンプトに沿ったクオリティの高い画像が生成できています。ただし、座席の角度や右サイドウィンドウの角度が現実的でないなど、ほんのわずかな違和感が存在しています。
「a flaming cheeseburger(燃えるチーズバーガー)」だとこんな感じ。
「a photorealistic mickey mouse on the moon in a spacesuit(宇宙服を着たミッキーマウスが月にいる様子を実写風に)」というプロンプトで生成された画像が以下。実写風ではありませんが、ミッキーマウスの高品質な画像が生成されています。
・関連記事
Metaが文章から違和感ゼロの動画を生成するAI「Emu Video」&文章で指示して画像を編集できるAI「Emu Edit」を発表 - GIGAZINE
Metaが日本語音声を入力するだけで文字起こしなどが可能なAI「SeamlessM4T」の改良版「SeamlessM4T v2」をリリース - GIGAZINE
MetaがLlama 2を基盤にしたチャットボットAI「Meta AI」を発表、スマホ・Quest 3・スマートサングラスからアクセスできて画像生成も可能 - GIGAZINE
「Meta」「IBM」「ソニー」「東京大学」「慶應義塾大学」など50以上の団体がAI開発推進コミュニティ「AI Alliance」を共同設立 - GIGAZINE
FacebookやInstagramに画像生成AIを搭載する計画をマーク・ザッカーバーグCEOが語る - GIGAZINE
・関連コンテンツ