YouTubeにブロックされない広告ブロッカーの人気が急上昇

YouTubeはインターネット上に表示される広告を削除してしまう広告ブロッカーの利用を原則禁止としており、広告ブロッカーの利用者に対して警告を表示するなど、規制を強化しています。こうしたユーザーの一部は広告ブロッカーをオフにするという選択を行わず、YouTubeに目を付けられていない別の広告ブロッカーを導入し始めていることが明らかになっています。
YouTube's plan backfires, people are installing better ad blockers
https://www.androidauthority.com/youtube-ad-block-installs-3382289/
YouTubeは広告ブロックの取り組みを拡大し、YouTube視聴時は広告ブロッカーをオフにするよう大勢のユーザーに呼びかけています。この取り組みは一定の効果を見せ、2023年10月には数十万人のユーザーが広告ブロッカーの使用をやめたことが報告されていますが、同時に別の広告ブロッカーのインストール数も急増したことがわかっています。
広告ブロッカーのひとつ「Ghostery」のKrzysztof Modras氏によると、2023年10月の1カ月間だけで同アプリのインストールとアンインストールの両方が通常の3倍~5倍になっているとのこと。
アンインストールの理由としては「YouTubeにブロックされた」というのが大半。インストール数増加の理由は「Ghosteryならブロックされないのでは」と考えた新規ユーザーの参入が理由として考えられるそうです。特にEdgeでの利用者が多く、9月時点と比較してインストール数は30%も増加したと報告されています。

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