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OpenAIが「GPT-4」を一般公開し誰でも利用可能に、ChatGPT内でコードを実行する機能も正式リリース


OpenAIが高性能モデル「GPT-4」のAPIを一般公開しました。また、ChatGPT Plusの会員向けにコード実行プラグイン「Code Interpreter」の一般公開も予告されています。

GPT-4 API general availability and deprecation of older models in the Completions API
https://openai.com/blog/gpt-4-api-general-availability


OpenAIは使用トークンに応じて料金が発生する有料APIサービスを展開しており、ユーザーはAPIを介して文章生成モデル「GPT-3.5」や画像生成モデル「DALL·E」などを利用可能です。これまでGPT-4のAPIは一部のユーザーに向けて限定公開されていたのですが、今回の発表によって誰でもGPT-4のAPIを利用可能となりました。


すでにOpenAIのAPIへの支払い履歴のあるユーザーはコンテキストサイズ8kのGPT-4のAPIを使用可能です。また、新規ユーザーに対しても2023年末までに8kトークン版GPT-4が提供され、その後はOpenAIのリソース量に合わせて対応コンテキストサイズが拡大される予定です。

また、OpenAIは2023年3月に導入したチャット用API「Chat Completions API」へのアクセス量がAPI全体の97%を受けて、旧版API「Completions API」で利用可能だったモデルを2024年1月4日までに段階的に廃止することを発表しています。利用できなくなるモデルの一覧や期日は以下のリンク先で確認できます。

Deprecations - OpenAI API
https://platform.openai.com/docs/deprecations


さらに、Open AIはChatGPT Plus会員向けにテスト公開していたコード実行プラグイン「Code Interpreter」を2023年7月中に一般公開することも発表しています。ユーザーは「Code Interpreter」を用いることでChatGPT内でコードを実行し、データの解析やグラフの作成などを行えます。

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in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by log1o_hf

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