GitLabが従業員の7％を解雇へ

プログラムのバージョン管理を行えるオンラインサービス「GitLab」が従業員向けにメモを送信し、チームの規模を7％縮小する予定であることを明らかにしました。

An announcement from GitLab CEO Sid Sijbrandij | GitLab
https://about.gitlab.com/blog/2023/02/09/gitlab-news/

GitLabのシド・シブランディCEOは「非常に難しい決断で、皆さんにとっては予期せぬ事態となったことと思います。この結果に至った経緯について少し説明したいと思います」とメモに記載しています。

シブランディCEOは「現在のマクロ経済環境は厳しく、企業はソフトウェアへの投資を続けてはいますが、より保守的なアプローチをとり、意思決定に慎重を期しています。GitLabの支出の優先順位を変えることで拡大する世界的な景気後退に耐えることができると期待していましたが、残念なことに、私たちにはさらなる措置を講じる必要が生じたのです」と説明。

GitLabを去るメンバーにはマネージャー経由でミーティングへ参加するよう指示しているとし、新天地を探すための最大限の保障と、移行期間中の給与支払い、4ヶ月分の退職金の支給など、さまざまな支援策を提供するとシブランディCEOは述べています。CEOはチームメンバーの多大な貢献に感謝しているとし、「大変申し訳なく思います」と付け加えました。

なお、同様のオンラインバージョン管理サービス「GitHub」も人員を削減する予定とされており、2023年度末までに従業員の10％を解雇することが社内向けのメールで明らかにされたとのことです。

GitHubが社員の10％を解雇へ、完全リモート体制を見据えてオフィスも閉鎖予定 - GIGAZINE