EUが「バッテリーを取り外し・交換可能にするルール」からウェアラブル端末を除外へ

EU域内で販売される製品は基本的に、バッテリーをユーザーが取り外し・交換できるようにする義務が課されていて、医療機器など一部製品だけがルールから除外されていますが、新たに、ウェアラブル端末など6つのカテゴリーを除外対象に追加することが検討されています。
Commission adds exemptions to portable battery removal rules - Environment
https://environment.ec.europa.eu/news/commission-adds-exemptions-portable-battery-removal-rules-2026-07-14_en

Guidelines to facilitate the harmonised application of provisions on the removability and replaceability of portable and LMT batteries - Environment
https://environment.ec.europa.eu/publications/guidelines-facilitate-harmonised-application-provisions-removability-and-replaceability-portable-and_en
EU relaxes rules for smart glasses after US pressure – POLITICO
https://www.politico.eu/article/eu-relaxes-rules-meta-glasses-us-pressure/
欧州委員会は現地時間2026年7月14日、電池製品に関するルールを定めた欧州電池規則に、バッテリーの取り外しと交換に関する要件から新たに一部製品を除外する規則を導入する委任法を採択しました。
欧州電池規則で、EU域内で販売されるバッテリー搭載製品は、基本的にユーザーがバッテリーを取り外して交換できるようにすることが定められています。これは、バッテリーを交換して製品を使い続けられるようにすることで長寿命化を図ると同時に、使用済みバッテリーの回収を容易にしてリサイクルを促進する狙いがあります。
ただし、医療機器や電動歯ブラシ、口腔洗浄機などの一部製品は安全上の理由によって要件対象から除外されており、「専門家がバッテリーを取り外しできればOK」となっています。
欧州委員会の採択した委任法は、スマートウォッチやフィットネストラッカーなどのウェアラブル端末や電子玩具、ATEX指令に適合した「爆発の可能性がある環境で使用される製品」などを除外リストに加える内容です。
委任法は欧州議会およびEU理事会に送られて精査され、反対意見が出なかった場合はEU官報に掲載されてから20日後に発効します。
今回の規則改定は、MetaがスマートグラスをEU域内へ展開するにあたって当該規則が障壁となっていて、アメリカから対応を求める圧力をかけられたためとみられています。
Metaが自社ブランドでより安価な新型スマートグラス「Meta Glasses」を発表 - GIGAZINE

アメリカの駐EU大使であるアンドリュー・パズター氏は2026年3月、「Metaのスマートグラスは非常にスタイリッシュですばらしい」と評し、欧州電池規則のことを「非常に広範で制限的な規則であり、アメリカとヨーロッパで共同開発されたこのすばらしい製品がEU域内で販売されるのを妨げた」と批判していました。
ちなみに、スマートフォンやタブレットはまだ欧州電池規則の対象外ですが、2027年2月18日からはバッテリーが取り外し・交換可能であることが求められるようになります。
Replaceable smartphone batteries in 2027: The new EU requirement
https://www.ecopv-eu.com/en/blog-en/replaceable-smartphone-batteries-2027-eu-regulation/
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in ハードウェア, Posted by logc_nt
You can read the machine translated English article The EU is set to exclude wearable device….







