ピックアップ

「GIGAZINEマンガ大賞」2023年1月度募集開始&2022年の応募を集計してみた


2023年もGIGAZINEマンガ大賞はマンガ・原作脚本・ポートフォリオによる作画担当・ネーム構成担当の応募も毎月締め切りで募集中です。2023年には最終回を迎える作品がある一方で、新連載&連載再開も計画中ですので、ぜひそこに参加する作品の応募をお願いします。2022年はどのような応募傾向だったのか簡単にまとめてみましたので、その情報が見たい方は2022年マンガ大賞集計データをチェックお願いします。また、マンガの先行公開や過去の作品が読み放題の本棚、マンガ大賞審査への招待など特典盛りだくさんのGIGAZINEシークレットクラブ(GSC)も合わせてチェックしてみてください。

◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項はこちらから


募集要項は既に読んだのでとにかく応募!という人は応募フォームからお願いします。

◆ポートフォリオを送って作画担当・ネーム構成担当・作画ヘルプの応募


◆小説や脚本形式の原作脚本募集要項はこちらから


◆2022年GIGAZINEマンガ大賞の応募傾向を集計してみた
2022年は約120件の応募がGIGAZINEマンガ大賞に送られてきました。応募にチャレンジしてみた方、応募を検討いただいた方、ありがとうございました。

応募作品のうち約20%がマンガ作品で、ジャンルはファンタジーやSF、ホラー、現代日常ものなどさまざま。1次審査を通過したのは「ちょっとセクシーな勇者ものファンタジー」「雰囲気が独特のシュールSF」「ゲーム制作をしながらわちゃわちゃする日常ラブコメ」の3作品と、こちらもジャンルはまちまちとなっています。


2022年は脚本応募の割合が特に多く、応募作品の約52%が原作脚本応募で、うち約半数がセリフとト書きのみの脚本形式、残り半数が小説形式となっていました。ジャンルを大まかに分けると、ファンタジーがもっとも多く脚本応募全体の約43%を占め、そのうち空想の世界で展開するハイ・ファンタジーが半数、現代世界にファンタジーの要素が出現するロー・ファンタジーと、現代世界からファンタジー世界に旅立つ転移・転生ものを合わせて残り半数、という内容でした。ファンタジーの次に多かったのが、現代の世界を軸にそこから技術の発達した未来などを描くSFもので、脚本応募の約19%を占めていました。残りが、日常に不気味な要素や不思議な謎が侵食するホラー・ミステリ系、ラブコメや部活者などを含む日常もの、その他分類が難しいさまざまなテイストの作品など、多数の応募をいただきました。


また、ポートフォリオによるネーム構成やマンガ作画担当の応募も複数いただきました。2022年に審査を行った中で1名が入賞として選出されており、今後の連載について準備中です。ネーム構成・作画応募はポートフォリオを送付し、1次審査通過後には実際に脚本を元に作品を描いてもらう審査になるので、まずは気軽にポートフォリオで応募してみてください。


そして、2021年からスタートしたリモート持ち込みへの応募も15件ありました。そのうち一部の作品は、実際にリモート会議の形式で編集者と作品について打ち合わせを行い、完成した作品をマンガ大賞へ応募して審査を通過するところまでつながっています。リモート持ち込みの募集要項および応募時の規約について一読いただいた上で、ぜひ応募お願いします。


審査のポイントについては、過去の受賞作への審査コメントを振り返る形で「受賞作に見るクオリティアップのポイント」をまとめています。ぜひ2023年も面白い作品をお待ちしております。


◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項


・GIGAZINEでマンガを連載すると……?
・完全リモート&作業タイミングもお任せ

・連載マンガはGIGAZINEに掲載されるから、とにかくまず読んでもらえる


・厳密な締切はなくスケジューリングしやすい

・ジャンルやターゲットの制限なし、面白ければなんでもOK

・色塗りや背景を任せられるアシスタント完備(自費の必要はありません)

・まだ若いレーベルのため、ベンチャー企業のように意見や要望が通りやすい!

・「法律とか税金とか知識がないけど大丈夫?」や「編集との連載作業ってどうなの?」といった、フリーランスとしてやっていくことに対する不安がある人のために、経済産業省のガイドラインに合わせて「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」を公開しています。疑問や不安になりやすい点をQ&Aでまとめているので確認してみてください。

などなど。ほかにも「これはどうなの?」ということがありましたらこちらをクリックしてなんでもお問い合わせしてください。

・基本条件:
・スマホでも読めるのが前提(見開きナシ、縦スクロール基準)


・フルカラー、フルデジタル(白黒の場合は「原作」として扱う場合がありますが、応募自体は大歓迎です)

・ジャンル自由で「第1話」の完成原稿とそのメイキング資料であること。メイキング資料はキャラクターデザインや設定のほか、ストーリー全体のあらすじを200~800文字程度の範囲でお送りください。応募内容に不足があると審査が進められない場合がありますので、予めご了承ください。


・原稿フォーマット:
縦横比率・ファイルサイズ・解像度は「姫とゲーマー」を参考にして下さい。

・原稿枚数:
自由。何ページでもOK。

・その他:
・既に自分で他メディアやプラットフォームにて発表済みの一次創作OK

・雑誌には掲載されたが単行本化されなかったor途中でやんごとなき事情で打ち切られてしまったという作品もOKです。あきらめないでください。

・締切日:
2023年1月31日火曜日、23時59分59秒


・審査プロセス:


編集部による1次選考後、以下のような審査プロセスを予定しています。審査のプロセスや段階については多少変更する場合がありますので、第1段階審査前に別途説明と確認をお送りします。

第1段階:GIGAZINEシークレットクラブメンバーだけが閲覧可能なクローズド環境による評価+編集部によるメイキング資料を含めた評価

第2段階:より連載を意識した形式で、「第1話原稿」や「最終話までのプロット」など必要事項を追加作成いただいた上での審査。ここまで進出した段階で、ほぼ何かしらの形で連載を約束します。

最終段階:連載形式の原稿にて、GIGAZINE編集長による審査+GIGAZINEシークレットクラブメンバーによる評価+GIGAZINEで連載中の作家などゲスト審査を行い総合的に大賞受賞者を決定します。また、最終段階に残った時点で連載は確約いたします。

・報奨:


1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員:
賞金3万円

第2段階進出:
追加で賞金2万円+連載に向けて担当編集がつきます

最終段階進出者:
最終段階進出時点で追加賞金5万円(計10万円)+応募作品をブラッシュアップした上での連載確約

入賞以上:
追加賞金10万円~+連載確約

大賞:
賞金100万円+応募作品そのままで連載確約

・応募作品の選考結果
最初の第一段階審査に進んでいただく作品については、応募月の翌月末までに応募時のメールアドレスへ審査の詳細についてご連絡差し上げます。
それ以外の場合、審査結果の通達は基本的に行っておりませんのでご了承下さい。

・受賞後の流れ
GIGAZINEで連載形式で掲載を終えた後、電子書籍化しAmazonで販売します。それぞれ規定の原稿料・ロイヤリティをお支払いします。電子書籍の販売・宣伝もGIGAZINEが責任を持って行います。

・質問受付フォーム:
応募するにあたっての疑問点があればこちらをクリックしてお問い合わせしていただければ大丈夫です。同じような質問が続く場合はFAQとしてまとめますので、ご理解とご協力をお願いします。

・マンガ大賞応募フォーム:

こちらをクリック



◆作画担当・ネーム構成担当・作画ヘルプの応募


・「作画のみ」応募方法:
マンガ大賞応募フォームに、ポートフォリオのURLや作品集を見せていただければOK。「その他」の欄に「作画のみ応募」と記載してください。ポートフォリオ用のイラストやマンガについて枚数の制限はなく、何枚以上必要というラインもありませんが、多ければ多いほど評価を得やすいです。

・「ネーム構成担当」応募方法
テキストの原作脚本をネームに起こす「ネーム構成」も募集しています。作画のみと同じく、ポートフォリオや過去に制作した作品ネームやマンガ作品について、できる限り多く送信してください。

・「作画のみ」「ネーム構成」の審査フロー:
ポートフォリオを見ての第1段階審査通過分についてはフォームを送信いただいた翌月までにご連絡を差し上げるため、第2段階審査で実際にお試し原作で描いてもらい、通過後、最終段階の投票審査に回します。

・報奨:
第1段階のポートフォリオ審査を通過し第2段階に参加:
賞金5万円
※ここでの審査は追加の原稿作業を要するため、第2段階に進出・参加いただいた全員に奨励金が発生します。

最終審査で入賞以上:
追加賞金10万円+連載確約

大賞:
追加賞金20万円+連載確約

※原作脚本の都合により、即座に連載に入ってもらえるとは限りませんが、優先的に提案するという形で連載を確約します。

・ヘルプ応募の手順:
フルカラーのマンガを制作するサポートをしてくれるヘルプも募集しています。キャラなどの下塗りやテキスト配置、背景ヘルプも歓迎。完全リモートで自宅にいながら可能なタイミングのみ参加いただくことができます。

・条件
特に無し。「作業可能ならタスクリストから引き受けるものを選んで作業する」という流れになるため、忙しい時期は不参加ということも可能です。
また、ヘルプで参加しながらおこづかい稼ぎとスキルアップをしつつ、オリジナル作品を制作して編集に提案、ということもOKです。

・報酬
「色塗りヘルプ」「背景ヘルプ」は作業管理ソフトで時給を計算します。時間給は初めはお試し期間として設定し、そこから作業練度や貢献できる数などによってアップさせていきます。
「ネーム構成」の場合は1ページ当たりの原稿料で計算します。

・応募方法
GIGAZINEマンガ大賞応募フォームから、「作品ファイルダウンロード用のアドレス・URL」の代わりに「過去に作業したカラー原稿やポートフォリオ」を閲覧できるURLを貼り付けて下さい。また、最後の「その他こちらが知っておくべき必要な情報など」に「色塗りヘルプ」「背景ヘルプ」「ネーム構成」どれを希望するか該当するものを入力して下さい。

・マンガ大賞応募フォーム:
こちらをクリック



◆原作脚本募集要項


第1話原稿に加えて、1話から最終話までのプロット(あらすじ)を合わせて用意してください。あらすじは作品全体の流れを詳細に、100字~800字でまとめて原稿の最初のページに記載をお願いします。

・1次審査では単純な話の面白さと1話の完成度を見ます。2次審査から最終審査に進んだ場合は、実際にマンガ原作を作成することを意識した「ト書きの脚本を最終話までコンスタントに作成できるか」を審査します。

・「原作のみ」で文字のみの応募の場合は、Googleドキュメントに本文を貼り付けた後、共有リンクのアドレスを応募フォームに記載してもらえれば大丈夫です。その場合、応募後にドキュメントの編集は行わないようにお願いします。

・Googleの共有設定が「リンクを知っている全員」になっていることを確認してください。「制限つき」のままだと応募された作品を読むことができません。詳しくはGoogleドキュメントヘルプの「ファイルを一般公開で共有する」をチェックしてください。


・報奨:
1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員:
賞金3万円

第2段階進出:
追加で賞金2万円+連載に向けて担当編集がつきます

最終段階進出者:
最終段階進出時点で追加賞金5万円(計10万円)+応募作品をブラッシュアップした上での連載確約

入賞以上:
賞金10万円+連載確約

大賞:
賞金20万円+応募作品そのままで連載確約

※作画担当とのマッチングの関係上、即座に連載に入ってもらえるとは限りませんが、優先的に提案するという形で連載を確約します。

応募フォームはこちらをクリック


マンガ大賞の選考フローには「GIGAZINEシークレットクラブ(GSC)・クローズド審査」があります。GSCメンバーの人はもちろん、まだメンバーじゃないよという方も、ぜひこの機会にGSCの一員となって、未来の名作の誕生に立ち会ってください。GIGAZINEシークレットクラブへの登録はこちらから。

それでは、クリエイターの皆さまの応募を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
全11話フルカラー&描き下ろしマンガ&先行収録もあり&秘蔵のプロト版も読める「とにかくイジメたい朝日奈さん」単行本をリリースしました - GIGAZINE

「GIGAZINEマンガ大賞」応募要項詳細&GIGAZINEマンガ大賞を始めるにあたって - GIGAZINE

マンガ「あめあめふれふれうそやんで」単行本をリリースしました&表紙メイキングはこんな感じ - GIGAZINE

マンガ「魔道書交換日記」単行本をリリースしました&新作マンガ情報&Adobe Indesignの苦節メイキング - GIGAZINE

マンガ「魔道書交換日記スピン」単行本をリリースしました&単行本表紙イラストのメイキングはこんな感じ - GIGAZINE

マンガ「姫とゲーマー」の電子コミックスがリリース、本編や応援イラストに加えて設定資料も盛りだくさんのフルカラーコミック - GIGAZINE

2019年「GIGAZINEマンガ大賞」のイラストや秘蔵のメイキングをまるっとまとめたイラスト集で10年台最後の年を振り返る - GIGAZINE

in マンガ,   ピックアップ, Posted by log1e_dh

You can read the machine translated English article here.