Discordに「プレイ済みゲーム」や「ゲームプレイ歴」などの条件でロールを割り振れる「連携ロール」が登場
Discordは他のサービスとの連携機能が充実していて、たとえばPlayStation Networkと連携することでゲームアクティビティをプロフィール上に表示したり、Spotifyと連携することでフレンドと一緒に音楽を聴いたりすることができます。この機能がさらに拡張され、連携先サービスをどれぐらい利用しているか、サービスでどれぐらいの実績を上げているかといった情報が自動的に取得されプロフィールとして表示できるようになりました。
Make Your Connection: Connected Accounts Get a Huge Functionality Boost
https://discord.com/blog/connected-accounts-functionality-boost-linked-roles
この「連携ロール」機能がどういったものなのかは、Discord公式YouTubeチャンネルが公開しているアニメーションでわかりやすく説明されています。
Access more places with Connections & Linked Roles - YouTube
カエルのPhibiが「フレンド申請者よ、手の内を見せてもらうぞ」と、フレンド申請したMallowのプロフィール確認を行っています。
「手の内を見せろだと?」となぜか不敵な表情を浮かべるMollow。
プロフィール画面には「泣けるビジュアルノベルゲームを62本プレイ」「フィードバックの99%がポジティブ」「13曲の歌をアップロード」など、輝かしい活動履歴が表示されています。
このプロフィール画面に目が飛び出るほど驚くPhibi。
Mollowは驚くPhibiに「外部連携サービスと連携ロールのことか?」と冷静に返します。
「連携したアカウントで特殊効果が発動」とゲームのような説明をしていますが、要するに連携したサービスの詳細をアカウントから呼び出して表示できるということ。たとえば、絵画販売サイトと連携すれば、販売サイトの情報をDiscordが呼び出して「アート作品販売歴あり」「フォロワー100人以上」「ポジティブフィードバックが98%」の「認証済みアート販売者」であることが示されるので、アート販売チャンネルに入りやすくなる、というわけです。
驚いていたはずのPhibiがプロフィールを表示すると、なんとMollowとまったく同様。「ライバル登場といったところか」と、なぜかしたり顔。
MollowはPhibiからのフレンド申請を受け入れました。
外部サービスとの連携はプロフィール編集画面の「接続」タブで行います。
記事作成時点で連携できる外部サービスは18。
連携を行うと、このようにプロフィール画面にそれぞれのサービスでの活動歴などが表示されるようになります。
なお、単に活動実績が確認できるだけの機能というわけではなく、たとえばチャンネルへの参加にあたって特定アカウントとの連携を求めるなど、詳細な条件付けが可能。「特定のゲームをプレイした人のみが参加できるチャンネル」の構築が容易にできるようになり、モデレーターを助けてくれます。
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