「Osmo Action 3」のブレ補正性能を徹底検証、格安アクションカメラは実用的なのか?
2022年9月に登場したアクションカメラ「Osmo Action 3」は、4万円台という比較的安価な価格ながら頑丈なボディや水深16mまでの防水性能などアクションカメラとして申し分ない耐環境性能を備えています。そんなOsmo Action 3が編集部にやってきたので、外観チェックに続いてブレ補正性能や水中での色合いの変化などを徹底的に検証してみました。
Osmo Action 3 - 挑み続ける、自らの限界へ - DJI
https://www.dji.com/jp/osmo-action-3
Osmo Action 3はマグネット式の独特なマウントパーツを搭載したアクションカメラで、最大4K・120fpsの高画質ムービーを撮影可能です。Osmo Action 3の外観は、以下の記事で細かくチェックしています。今回は、Osmo Action 3で実際にムービーを撮影して、ブレ補正の効果や画角などを徹底的に検証してみます。
4万円台で買える4K・120fpsムービー対応アクションカメラ「Osmo Action 3」の外観を細かくチェックしてみた - GIGAZINE
◆目次
◆1:ブレ補正の効果をチェック
◆2:画角は3段階から選択可能
◆3:水中に投入しても色合いが崩れない
◆1:ブレ補正の効果をチェック
まず、ほとんど動かずにOsmo Action 3で撮影した4K・60fpsムービーが以下。日光が当たっている場所から日陰までクッキリと記録できています。
「Osmo Action 3」で撮影した4K・60fpsムービー - YouTube
Osmo Action 3には強力なブレ補正機能が搭載されており、激しいアクションを滑らかな映像で記録できます。ブレ補正機能の設定を行うには、背面ディスプレイ下部の撮影画質が記された部分をタップ。
画質設定画面が表示されたら、右上のボタンをタップします。
この画面ではブレ補正を「off」「RockSteady」「HorizonBalancing」の3段階から選択可能です。
実際に「off」「RockSteady」「HorizonBalancing」を切り替えて、階段を上り下りする様子を撮影したものが以下。「RockSteady」や「HorizonBalancing」ではブレがかなり効果的に抑えられています。
Osmo Action 3のブレ補正性能を検証してみた - YouTube
「HorizonBalancing」では、Osmo Action 3を傾けても水平な映像を撮影可能です。ただし、傾けられる角度には制限があり、45度を超えるくらいから水平を保てなくなります。実際に「HorizonBalancing」がどのように機能するかは、以下のムービーを再生すると一発で理解できます。
Osmo Action 3の水平維持機能を使ってみた - YouTube
◆2:画角は3段階から選択可能
画角を選択するには、背面ディスプレイ右側の設定ボタンをタップします。
続いて、「視野角」をタップ。
すると、画角を「標準」「広角」「超広角」の3段階から選択できます。
カメラを同じ場所に固定して、「標準」で撮影した映像の一部を切り取ったものが以下。
「広角」で撮影したものが以下。画面左下の影に着目すると、かなり撮影範囲が広がっていることが分かります。
そして、「超広角」で撮影したものが以下。かなりの広範囲を撮影できるようになりました。広角にするほど広い範囲を撮影できますが、同時に距離感が破綻してしまうので、用途に合わせて最適な画角を選択することが重要です。
◆3:水中に投入しても色合いが崩れない
Osmo Action 3は、水深16mまでの防水性能を備えていることに加えて、高性能な色温度センサーによって水中でもホワイトバランスを適切に保てるとのこと。一般的な防水カメラでは水中に投入した際に青色が強い映像になっていしまうことがありますが、実際にOsmo Action 3を水中に入れたり出したりしてみたところ、適切な色合いを保ち続けることができました。
Osmo Action 3を水中に突っ込んでみた - YouTube
なお、Osmo Action 3は、記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込4万7783円で販売されています。
Amazon.co.jp: 【国内正規品】Osmo Action 3 スタンダードコンボ - 超広角FOV、HorizonSteady、耐寒性、長時間駆動、クイックリリース垂直マウント、水深16 m防水、デュアル タッチスクリーンなどの機能を搭載した4Kアクションカメラ : 家電&カメラ
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