「iPhone 14 Pro」のバッテリー持続時間や有線・無線での充電速度を計測してみた

2022年9月16日発売の「iPhone 14 Pro」のフォトレビューを済ませたので、次は「ビデオ再生(ストリーミング)が最大20時間」というバッテリー性能がいかほどか確かめてみました。

iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Max - Apple（日本）
https://www.apple.com/jp/iphone-14-pro/

今回はiPhone 14 Proと「iPhone 14 Pro Max」と「iPhone 14」を満充電にし、NASAがYouTubeで24時間配信している「NASA Live: Official Stream of NASA TV」をYouTubeアプリで再生し続けてバッテリーの消費速度を確かめてみました。

視聴するにあたり画面の明るさは最大にし、初期設定でオンにされていた明るさの自動調節と「True Tone」をオフに。音量は0～16段階あるうちの8に設定し、ネットワーク接続はモバイルネットワークではなくWi-Fiを利用しています。

視聴の様子をタイムラプスで撮影した様子がこんな感じ。3台置いているiPhoneのうち、上がiPhone 14 Pro Max、中央がiPhone 14、下がiPhone 14 Proです。

「iPhone 14 Pro Max」(上)と「iPhone 14」(中央)と「iPhone 14 Pro」(下)でYouTubeを見続け、バッテリーがどれくらい持続するのか確認してみた - YouTube

18時17分から計測スタート。

最初に変化が訪れたのはiPhone 14 Proで、計測開始から8時間10分でバッテリー残量が残り20％であることを示す通知が現れます。

その20分後、iPhone 14にも同様の通知が表示されます。

計測開始から10時間16分でiPhone 14 Proの電源がオフに。

計測開始から10時間33分でiPhone 14の電源がオフになりました。

iPhone 14 Pro Maxはといえば、計測開始から12時間22分が経過した時点でようやく残り20％に。

そのまま3時間近く動作し続け、計測開始から15時間15分が経過した時点で完全に電源が切れました。

次にApple純正ワイヤレス充電器のMagSafe充電機を用いて残量0％の状態から充電してみます。計測は10時ちょうどからスタート。

10時1分に電源が付きました。

10時38分で46％までチャージされ……

11時で68％

11時30分で88％

計測開始から2時間後の12時で100％までチャージされました。

20W充電器を使用した高速充電にも対応しているので、最大30W出力が可能な「Anker 511 Charger(Nano 3, 30W)」を使って充電してみます。

計測は16時30分からスタートし、31分には電源が付きました。

30分後、43％まで上昇。

1時間後には79％に。

1時間30分後に95％までチャージされました。

満充電となったのは計測から2時間26分が経過した18時26分でした。なお、同じ条件で行った以前の計測ではiPhone 14は1時間33分、iPhone 14 Pro Maxは1時間46分で満充電となっています。