試食

バジルのうまみをシンプルに引き出したハウス食品の「深蒸しバジルのパスタソース」を使ってみた


ハウス食品が「バジル」自体の旨味で勝負したという「深蒸しバジルのパスタソース」の販売を、クラウドファンディングプラットフォームMakuakeで100セット限定で開始しました。

生バジルの香りと味わいは長持ちせず、ドライバジルは保存が利く一方で香り高さが失われます。ハウス食品は両方のよさを両立できないかと考え、日本茶の「蒸す」「もみながら乾燥する」という製法を取り入れて、甘い香りと旨味が特徴のドライバジルを作ることに成功したとのこと。


実際、どのようなパスタソースなのかサンプルをもらって、バジルパスタを作ってみました。

ソースの外観はこんな感じ。店頭に並ぶ商品ではないこともあってかなりの簡易包装。


皿にあけてみたところ、すでにバジルの香りが上がってきます。通常、ジェノベーゼに用いるバジルが1人前で葉っぱ5枚~15枚のところ、このソースは1食分で40枚分使っています。また、原材料は「アーモンドパウダー(国内製造)、バジル加工品、食塩、ガーリックパウダー、香辛料」で、1袋(6.3g)27kcalです。


ソース以外の材料はスパゲティ(乾麺)100g、オリーブオイルが大さじ1、塩が大さじ2、お湯が2リットル。オリーブオイルは、バジルの香りをより感じるためにはエキストラバージン以外のものを使うのがベターとのことで、今回はただのオリーブオイルを用意しました。


バジルソースはオリーブオイルとともにボウルに入れて混ぜておきます。あとでスパゲティを入れるので、洗い物を減らしたければ盛り付け用の皿で混ぜてしまうのもアリかも。


塩を入れた湯でスパゲティを必要時間ゆでます。


ほどよいゆで具合に達したら、ゆで汁を大さじ2杯、ボウルに入れます。


そしてスパゲティもボウルに入れて……


しっかりと混ぜ合わせます。バジルの深く心地よい香りがぶわっとボウル一杯から立ち上る感じがあります。


盛り付ければ、シンプルな「バジルソースのスパゲティ」の完成です。


ゆでたときに塩を入れているほか、もともとソースにも塩が含まれているのですが、食べてみると塩は決して前に出ることなく後方に控えていて、バジルや小麦、オリーブオイルの持つ「甘み」みたいなものが感じられます。他に何も邪魔するものがいないため、イメージとしては「見渡す限りの荒野のかなたから小麦とバジルのやや青みがかった味わいが漂ってくる」という感じ。とてもシンプルであり、一方で繊細な味わい。作り方の手引きによれば「お好みで粉チーズをかけてもおいしくお召し上がりいただけます」とのことですが、粉チーズはこのスパゲティの味わいに押し勝ってしまうので、かけるとしても少量にとどめた方がよさげ。また、一緒にスープを飲む場合はあまり味が強いものを選ぶと、スパゲティがスープの味を引き立てる存在になりかねないので、薄めのオニオンコンソメスープぐらいがよいかも。しかし、具材がまったくなく、味も強くないのに、クセがないおかげか非常に食べやすく、100gといわず、200gぐらいはぺろっと食べられる品でした。


「深蒸しバジルのパスタソース」はMakuakeにて100セット限定販売。3食入り1袋が税込1100円で70セット、3食入り3袋が税込3000円で20セット、3食入り5袋が税込4500円で10セット用意されています。

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in 試食, Posted by logc_nt

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