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Brave製検索エンジンの検索結果上部にネット掲示板の投稿が表示されるように、Google検索が死んだので生身の人間の声を重視


広告ブロック機能標準搭載ウェブブラウザ「Brave」は独自検索エンジン「Brave Search」の開発を進めています。2022年4月20日にはベータ版のBrave Searchに「ネット掲示板に投稿された生身の人間の声」を上部に表示する機能「Discussions」を追加したことが発表されました。

Introducing Discussions: Real Human Answers in Search Results | Brave Browser
https://brave.com/discussions-in-brave-search/

Braveは2021年3月に検索エンジン「Tailcat」を買収し、Googleに依存しない検索エンジンとしたBrave Searchの開発をスタートしました。そして、2021年6月にはBrave Searchのベータ版を公開。2021年10月にはアメリカ・カナダ・イギリス・フランス・ドイツでBrave SearchをBraveのデフォルト検索エンジンに設定し、Google検索と決別する意向を示していました。

広告ブロック機能搭載ブラウザ「Brave」独自の検索エンジンのベータ版が使用可能に - GIGAZINE


BraveはBrave Searchの開発初期からGoogleによる個人情報収集や追跡型広告を問題視していました。Google検索に対する懸念はBrave以外のテクノロジー関係者も指摘しており、2022年2月には「Google Search Is Dying(Google検索は死んでいる)」と題したブログ投稿が大きな話題を呼びました。

Braveは上記のブログ投稿で指摘されていた「Google検索では検索エンジン最適化(SEO)を施したウェブサイトばかりが表示されるため、多くのユーザーは検索ワードに『reddit』(英語圏で人気のネット掲示板)という単語を追加して検索している」という問題点を改めて取り上げ、「ユーザーが望む生身の人間による回答」を重視するべく検索結果の上部にネット掲示板の投稿を表示する機能「Discussions」を開発したと述べています。

「Discussions」は日本でも利用可能だったので、実際に使ってみました。まずBrave Searchのトップページにアクセスして、任意のワードで検索します。今回は「how to use Brave(Braveの使い方を教えて)」という文章で検索してみました。


検索結果はこんな感じ。最上部にテクノロジー系ニュースサイト・PCMagのBrave解説ページとBrave公式サポートページが表示され、その下には「Discussions」の結果としてRedditにおけるBrave関連スレッドがズラリと表示されました。


記事作成時点では、「Discussions」に表示されるのはRedditとStack Exchangeのページのみとのことで、Braveは対応ページを今後追加予定としています。

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in ネットサービス, Posted by log1o_hf

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