ネットサービス

広告ブロック機能搭載ブラウザ「Brave」が検索エンジンを購入


プライバシー重視のブラウザBraveがオープン検索エンジンの「Tailcat」を買収しました。今後TailcatはBrave独自の検索エンジンの基板となり、Google検索の代替とされる予定です。


Brave acquires search engine to offer the first private alternative to Google Search and Google Chrome on both mobile and desktop
https://brave.com/brave-search/

Brave buys a search engine, promises no tracking, no profiling – and may even offer a paid-for, no-ad version • The Register
https://www.theregister.com/2021/03/03/brave_buys_a_search_engine/

Braveによると、今回の買収の背景には、今日の検索エンジンのほぼ全てが内部的にビッグ・テックと呼ばれるIT企業の雄に依存しているという現状があるとのこと。市場シェアにおいて、Google Chromeは69%、Google検索は92%という圧倒的なシェアを誇っているとBraveは指摘しました。

一方で、今回Braveが買収した検索エンジン「Tailcat」は完全に独立したインデックスの上に構築されているため、ビッグ・テックによってIPアドレスが収集されたり、個人が特定できる情報が収集されたりといったプライバシーが損なわれるおそれはないとのこと。


BraveはTailcatをベースにした「Brave検索」について、以下のような原則を守るとしています。

・1:Brave検索はプライベート。ユーザーを追跡したりプロファイルしたりすることはありません。
・2:Brave検索はユーザーファースト。広告やデータ業界よりもユーザーにサービスを提供することを第一とします。
・3:Brave検索は選択肢を提供します。広告なしの有料検索と、広告サポートのある無料検索を選択可能とします。
・4:Brave検索は独立。Brave検索を改善・改良するために使用するデータは、匿名の情報とします。
・5:Brave検索は透過的。検索結果にバイアスをかけるような極秘手法やアルゴリズムを用いることはありません。
・6:Brave検索はシームレス。プライバシーを損なうことなく、ブラウザと検索を最高レベルで統合し、パーソナライズからユーザーが入力した結果の即時表示までを実現します。
・7:Brave検索はオープン。クローズドプラットフォームは信用できないと考えられるため、独自の検索エンジンを提供することで検索エンジン市場を活気づけます。

Braveのブラウザは、月間アクティブユーザー数が2020年中に約1100万人から約2500万人に伸びるという大幅な成長をみせているとのこと。Braveは個人情報を収集し続けるビッグ・テックがユーザーのプライバシーを侵している点を挙げて、ユーザーファーストなプライバシー特化型の検索エンジンを提供するに至ったと語っています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
広告ブロック機能搭載ブラウザ「Brave」が分散型システム「IPFS」を統合 - GIGAZINE

ウェブブラウザ「Brave」がリンクを乗っ取りアフィリエイトコードを挿入していた - GIGAZINE

広告ブロック機能を搭載したブラウザ「Brave」の月間アクティブユーザーが1500万人超え - GIGAZINE

in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by log1k_iy

You can read the machine translated English article here.