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広告ブロック搭載ブラウザ「Brave」が月間ユーザー数5000万人を突破、4年連続のユーザー倍増を達成


広告ブロック機能を標準搭載したプライバシー重視のブラウザ「Brave」が2022年1月5日に、月間アクティブユーザー数が5000万人を突破したことを発表しました。

Brave Passes 50 Million Monthly Active Users, Growing 2x for the Fifth Year in a Row | Brave Browser
https://brave.com/2021-recap/

Braveの発表によると、2021年12月末の月間アクティブユーザー数は約5000万人で、前年同月末の2400万人から倍増したとのこと。また、1日当たりのユーザー数であるデイリーアクティブユーザー数も1550万人と過去最高を記録しました。


Braveのユーザー数が前年を2倍以上上回るのは、これで4年連続となります。


Braveはユーザー数だけではなく、その他の指標でも大幅な成長を示しています。例えば、Braveは2021年6月に独自の検索エンジンをリリースしましたが、その検索クエリはわずか半年で月間1億9000万クエリとなり、年率23億クエリを達成しました。

またBraveは、「プライバシーを侵害する広告の代わりにユーザーが自ら広告を選択・閲覧してその対価として独自の仮想通貨(Basic Attention Token:BAT)を受け取るエコシステム」の構築を進めており、Braveの広告プラットフォームは過去1年間で収益が4倍に増加。Brave RewardsでBATを受け取るユーザー数は800万人を突破したほか、Brave Rewardsでコンテンツを配信するクリエイターも前年比30%増の130万人に達しました。

BraveのCEO兼共同創業者のブレンダン・アイク氏は「月間アクティブユーザー数5000万人を突破したことは、Braveにとって非常に大きな節目であるとともに、監視経済の代替案を模索する流れの力強さの表れでもあります。私たちは、2022年もさらに2倍の成長を遂げることを目指し、ユーザーを追跡する代わりに報酬を支払い、クリエイターを直接支援し、プライバシー重視のインターネットを求めるユーザーとの関わりを一層深めていきたいと思います」とコメントしました。

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in ソフトウェア, Posted by log1l_ks

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