ゲーム

Valveの自社製ゲーム機「Steam Deck」のパッケージやキャリングケースの写真が公開される


ゲーム配信プラットフォームの「Steam」を展開するValveは、Steamで配信されているゲームをプレイできる自社製携帯ゲーム機「Steam Deck」の発売を2022年2月に予定しています。そんなSteam Deckの最終パッケージやキャリングケースの写真が、公式サイトで正式に公開されました。

Steam Deck Deposit-Steam Deck-最終パッケージ+開発キット-Steamニュース
https://store.steampowered.com/news/app/1675180/view/3122680206583792325

This is the Steam Deck’s box - The Verge
https://www.theverge.com/2021/12/2/22814910/steam-deck-box-package-power-adapter

Valveが発表したSteam Deckは画面サイズ7インチ、Zen 2 CPU&RDNA 2 GPU&16GB RAM搭載で、モニターやキーボードなどの外部機器の接続も可能。全体のサイズはNintendo Switchよりも一回り大きい298mm×117mm×49mmの高性能携帯ゲーム機となっています。


Steam DeckはArch Linuxベースの独自OS「Steam OS 3.0」で駆動し、Steamで販売されているゲームのコントローラーサポート・ディスプレイサポート・システムサポートなど、各種項目の対応状況を一目で見ることができる「Deck Verified」というシステムも実装されています。また、Windows向けのゲームをLinuxでプレイできるようにする互換レイヤー「Proton」を介して、非Steamのゲームも実行できるとのこと。

そして2021年12月3日、Steamは公式ブログで「このたび、Steam DeckのDV(設計検証)製造ビルドを完了しました」「開発者の皆さんへの配送を開始する前に、顧客が2月に手にする最終パッケージをご覧ください」と述べ、Steam Deckの最終パッケージやキャリングケースの写真を公開しました。

実際に公開されたパッケージ画像はこれ。


箱の内側にはさまざまな言語でびっしりと文字が書かれています。日本語では「観覧車で」「駅で」「待ち時間に」といった言葉があり、他の言語でも携帯型ゲーム機をプレイできるシチュエーションが記されています。


同梱されているのはSteam Deck1台・キャリングケース1個・電源ケーブル1本。ケーブルの長さは1.5mとなっており、入力は USB Type-Cとなっています。


キャリングケースはこんな感じ。


中にすっぽりとSteam Deckが収まります。


なお、Steam Deckは当初2021年12月の出荷を予定していましたが、原材料不足によりコンポーネントが製造工場が届かなかったため、出荷開始予定が2022年2月に延期されています。

Valveが自社製ゲーム機「Steam Deck」の出荷日を延期すると発表 - GIGAZINE

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
携帯ゲーム機「Steam Deck」発表、価格は4万円台からで2021年12月出荷開始 - GIGAZINE

Valveが自社製ゲーム機「Steam Deck」の出荷日を延期すると発表 - GIGAZINE

Valveが自社製ゲーム機「Steam Deck」への対応状況を表示させる機能「Deck Verified」の運用を開始 - GIGAZINE

Valveのハイスペック携帯ゲーム機「Steam Deck」の分解動画が公開される - GIGAZINE

「Steam」開発のValveはなぜDebianからArch Linuxに乗り換えたのか? - GIGAZINE

Steamで販売されているゲームで最も多く採用されているゲームエンジンは何なのか?がわかる統計データが公開 - GIGAZINE

Steamに対する「30%の手数料は独占禁止法違反」という訴えが棄却される - GIGAZINE

in ハードウェア,   ゲーム, Posted by log1h_ik

You can read the machine translated English article here.