ハードウェア

Valveが自社製ゲーム機「Steam Deck」の出荷日を延期すると発表


Valveが過去最高のゲーミングパワーと銘打つ携帯型ゲーム機「Steam Deck」について、「出荷日を2021年12月から2022年2月へ延期する」と新たに発表しました。

Steam Deck Deposit-Steam Deckの出荷に関するアップデート-Steamニュース
https://store.steampowered.com/news/app/1675180/view/3084396982306430712

Valve delays Steam Deck launch two months to February 2022 | Ars Technica
https://arstechnica.com/gaming/2021/11/valve-delays-steam-deck-launch-two-months-to-february-2022/

世界最大のゲーム配信プラットフォーム「Steam」の全機能を搭載した携帯型ゲーム機がSteam Deckです。価格は約4万円で、Nintendo Switchのような持ち運びできるタイプのゲーム機ながらもSteamのライブラリのゲームをプレイできるとのことで、発表時点の報道では「携帯できるゲーミングPC」と形容されていました。

携帯ゲーム機「Steam Deck」発表、価格は4万円台からで2021年12月出荷開始 - GIGAZINE


このSteam Deckは2021年12月の出荷を当初予定していましたが、Valveは日本時間2021年11月11日(木)に投稿した「Steam Deckの出荷に関するアップデート」と題する記事の中で、「Steam Deckのローンチが2か月延期になります」と発表しました。同社によると発売延期の理由は、原材料不足によりコンポーネントが製造工場が届かなかったことにあるそうです。


また、「現在の製造予測に基づき、Steam Deckは2022年2月に出荷を開始する予定です。 この日が予約キューの新しい開始日となります。お客様の予約キューはそのまま維持されますが、日付は新しい日程に応じて延期されます。 予定予約日は、このお知らせの後に更新されます」とのことで、予約順に従って決定された出荷順が今回の発売延期によってシャッフルされることはなく、発売日は変わっても当初の出荷順に従ってSteam Deckは出荷される予定です。

世界的な半導体不足の中、自社製ゲーム機の製造に悩んでいるのはValveだけではありません。任天堂は2022年の通年決算で「重要なコンポーネントの部品に関する潜在的な問題によってNintendo Switchの売上が12%減少する」と予測しており、ソニーも2021年4月末の四半期決算において「(プレイステーション5の)供給不足は2022年になっても続く可能性がある」と発表しています。

ソニーはPS5の供給不足が2022年になっても続くと予測している - GIGAZINE

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in ハードウェア,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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