「ゼルダの伝説」「リンクの冒険」「夢をみる島」が遊べる「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」を実際にプレイしてみた
本日・2021年11月12日(金)発売の「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」には、1986年発売のファミコンディスクシステム向けゲームソフト「ゼルダの伝説」、1987年に発売された続編で同じくディスクシステム向けゲームソフト「リンクの冒険」、1993年発売のゲームボーイ向けゲームソフト「ゼルダの冒険 夢をみる島」の3作品と、1980年7月に発売された「ゲーム&ウオッチ」第3弾タイトル「バーミン」、そして時計とタイマーが収録されています。
ゲームそのものはバーチャルコンソールやNintendo Switch Onlineで遊べますが、この「ゲーム&ウオッチ」上で遊ぶ感覚はどんなものか、実際に全タイトル触ってみました。
ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説|任天堂
https://www.nintendo.co.jp/hardware/gamewatch/zelda/index.html
「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」がどんな端末なのかは、以下の記事を読むとわかります。
「ゼルダの伝説」シリーズ3作品&操作して遊べるゼルダ時計&タイマーが入った「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」を開封してみた - GIGAZINE
◆ゼルダの伝説
まずは初代「ゼルダの伝説」。
主人公のリンクは、「トライフォース」の小片を集めてゼルダ姫を救い出すため、広大なフィールドに旅立ちます。ライフが満タンだと剣の先からビームが出るので、ライフを減らさずに進みたいのですが、当然そう易々とは進ませてくれません。
地下迷宮を探索。奥にはボスが待ち構えています。
最初のダンジョンである「イーグル」でボス「アクオメンタス」を倒すまで、ざっくりとプレイするとこんな感じでした。
「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」収録の初代「ゼルダの伝説」冒頭部分プレイダイジェスト - YouTube
◆リンクの冒険
シリーズ続編「リンクの冒険」。
再び旅立つリンク。
フィールド移動は前作と同様の見下ろし式。歩いているとランダムで敵のシンボルが出現し、接触すると戦闘に入るシンボルエンカウント方式です。
戦闘や町中は前作と異なる横スクロール式。最初は単に剣を振ってダメージを与えることしかできませんが、剣士から技を教わったり、マジックを教わったりして、戦闘技能を高めていきます。
最初の町・ラウルに入るあたりまでの雰囲気がどんな感じか、ざっくりとプレイしてみました。
「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」収録「リンクの冒険」ラウルの町までのざっくりした様子 - YouTube
◆ゼルダの伝説 夢をみる島
タイトル前にオープニングムービーが存在します。
本作の舞台は前2作のハイラルから遠く離れた南の島。
遭難したリンクはゼルダ姫に似た印象の少女・マリンに救われ、島から脱出するために新たな冒険をすることになります。
オープニングからプレイアブルになる冒頭部分まではざっくりとこんな感じです。
「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」収録「ゼルダの伝説 夢をみる島」オープニング~冒頭部分 - YouTube
◆バーミン
タイトルの「バーミン(Vermin)」とは害獣を意味します。
ゲーム内容はハンマーを持ったキャラクターをカーソルキーかA・Bボタンで左右に動かし、迫り来るモグラをたたき続けるだけ。
「GAME A」と「GAME B」の2種類があり、モグラの出現パターンが異なります。
シンプルですがどんどんリズムが心地よくなってきて、繰り返し無心で遊べます。
「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」収録のモグラたたきゲーム「バーミン」を遊んでみた - YouTube
◆時計
「TIME」ボタンを押すと表示される12時間表示の時計は、「ゼルダの伝説」のデモプレイのようになっていて、放置しているとリンクがガノン討伐をどんどん進めていく様子を眺めていられます。なお、ボタンを押すとそこから自分でリンクを操作することも可能です。
◆タイマー
時間がトライフォースで表示されたタイマーは、最大10分まで1分刻みで計測できます。
Bボタンを押すとステージが変化します。
ステージの数は3つ。
カウントダウンを開始すると敵が出現し、リンクとの戦闘が始まります。なお、時計と同じように、自分で操作することも可能です。
1分間、操作せずにじっと見守ってみました。なかなかいい具合の奮闘っぷりが楽しめます。
「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」収録のタイマーで奮闘するリンクを見守る - YouTube
なお、本体が収納されていた内箱の裏側を工作すると……
ゲーム&ウオッチをすぽっと入れておけるスタンドになります。ちょうど向かって右側に切り欠きがあり、USBケーブルで充電したまま使えるのはかなり助かるポイント。
また、背面下部にあるトライフォースは電源を入れると発光します。明るいところだと気がつきにくいですが、ちょっと部屋を暗くするとこんな感じになります。
なお、アクションゲームが苦手な人だと、収録されている「ゼルダの伝説」シリーズ3作品にちょっと苦戦させられるかもしれません。どうしてもクリアしたい、あるいは楽して進みたいという人は、ハート(ライフ)MAXから開始できる隠しコマンドが用意されているので、活用して下さい。
『ゼルダの伝説 ゲーム&ウオッチ』のヒミツ。第3回「知っているとより楽しめる、隠しコマンドをご紹介」編 | トピックス | Nintendo
https://topics.nintendo.co.jp/article/6f178877-b4a1-4b11-962c-baadca6d2999
このほか、わからないことは公式サポートページを確認してみて下さい。
ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 サポート|Nintendo
https://www.nintendo.co.jp/support/game_watch/zelda/index.html
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