レビュー

Android 12をPixelにインストールして触ってみたレビュー


いよいよAndroid 12のPixel向け配信がスタートしました。対象端末の中では古いほうに属するPixel 3aにもちゃんとアップグレードの案内が来ていたので、実際にOSを更新してみました。

Android 12
https://www.android.com/android-12/

Android 11で運用中の「Pixel 3a」で、「システムのアップデート」からアップデートのチェックを行います。


すると「システムのアップデートが利用可能」ということで、Android 12の紹介文が表示されました。「ダウンロードとインストール」をクリックするとAndroid 12への更新が始まります。ダウンロードするファイルサイズは1.5GBなので、ちょっと時間に余裕があるときに行うのがベター。


更新が完了すると端末は自動的に再起動します。再起動後、すでにロック画面の見た目が変わっています。


スクリーンショット撮影時、左下に共有・編集のメニューが表示されますが、その見た目も変わっています。


ロック解除のPINコード入力画面も変化あり。


ホーム画面は変化ほぼなし。


設定画面。


「システム」を開くと「Android 12に更新済み」となっていました。


ホーム画面・ロック画面に変化をもたらすのはコレ。ボタンやフォントのベースとなるカラーを変更することができます。それぞれの色の差は以下のような感じ。


アイコンを何個ずつ並べるかというアプリグリッドは「5×5」「4×4」「4×5」「3×3」「2×2」の5種類が選べます。


「2×2」だと見た目はこんな感じに。


さらに、まだベータ版だというテーマアイコンを適用すると、設定した色テーマに合わせたようなアイコンに。すべてのアプリのアイコンが変化するわけではありませんが、Googleのアプリなどであれば、全体的に調和の取れた色合いになります。


また、クイックメニューも大きく変化。丸いアイコンから、角の丸い長方形アイコンになって1つ1つの項目が大きくなりました。


表示できる項目自体も増加。


マイクやカメラへのアクセス、ストレージやニアバイシェアなども追加できます。


マイクやカメラへのアクセスが行われているときはインジケーターが表示されて、すぐわかるようになりました。うっかりバックグラウンドでビデオ会議アプリを終了し忘れていても、これで気づくことができます。


ユーザー補助では「スイッチ アクセス」が加わりました。


これは、体の不自由な人がタップしなくてもスマートフォンを操作できるように助ける機能。表情や顔の向きを操作に割り当てることができます。


伝統のイースターエッグは、「デバイス情報」の「Androidバージョン」をタップ。


「Androidバージョン」内の同名メニュー「Androidバージョン」のところを複数回タップ。


するとアナログ時計が表示されます。ドラッグ操作で針を動かすことができるので、12時になるよう長針と短針を重ねると……


画面表示が変化。なお、今回はゲームなどはなく、この「12」の画面が表示されるだけです。


なお、Android 12ではタップやスワイプ、スクロールの動作が改善され「生き生きした動きを感じられる」ものになっているとのこと。この「生き生きした動き」は、インストールしたアプリのアイコンがずらっと並ぶ「すべてのアプリ」の画面でスクロール操作をすると、スクロールが終わったときにアイコンがぷよんと跳ねるように動くところなどでみられますが、アプリを使っていて出てくるものではないので、特定のアプリを長時間使うタイプの人だとあまり改善の実感はないかもしれません。

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by logc_nt

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