イギリス全土を旅して古い「赤い電話ボックス」を記録する「K6 project」

イギリスを舞台にした映画やヨーロッパ風のファンタジー作品などで「赤い電話ボックス」を見ることがあります。赤い電話ボックスはイギリスで象徴的な風景の1つですが、携帯電話の普及に伴って数を減らしています。「K6 project」では赤い電話ボックスをイギリス全土を旅して記録し、どのような場所にどんな種類の赤い電話ボックスが設置されているのかを見ることができます。
The K6 Project -
https://www.thek6project.co.uk/

イギリス郵政省が導入した最初の電話ボックスは1921年に製造され、「K1(Kiosk No.1)」と名付けられました。K1は白いボディに赤い扉がついたデザインでしたが、その見た目に不満が多く集まったことでデザインコンペが開催された後、建築家のジャイルズ・ギルバート・スコットが作成した真っ赤で格子状の窓がついたデザインが採用されました。その後デザインや素材を変更した上で、「K2」として「赤い電話ボックス」が誕生しています。その後繰り返しデザインや素材などが変更され、1935年に設計された「K6」がイギリスで最も普及しました。
そんなイギリスの古い赤い電話ボックスをデータセットとしてまとめているのがK6 projectです。携帯電話が普及するにつれて公衆電話が撤去されることが多くなっているため、K6 projectでは現在どこにどのタイプの電話ボックスがあって、どこの電話ボックスは削除されているかなど、実際に訪問したりSNSを通して連絡を受けたりしながらイギリス全土の情報を集めています。
K6 projectでは、日々イギリス各地の電話ボックス情報が写真と共に追加されています。

写真をクリックすると、より詳細なデータを見ることができます。例えば以下の電話ボックスはスコットランド最北端に位置するシェトランド諸島の「ウェスター・スケルド」という村にある電話ボックス。電話ボックスのドアの種類や、「王冠の装飾」の種類が記録されています。

「王冠の装飾」とはK6の特徴の1つであり、屋根ドームの両側中央に施されています。K6 projectによると、王冠の種類によって屋根が鋳造された時期を推定することができるとのこと。例えば以下は「テューダー朝の王冠」で、1935年以降に広く用いられていたものです。

また以下はイギリス王室祭具の聖エドワード王冠が施されたもので、1953年に女王のエリザベス2世がシンボルの変更を決定しました。

しかし、スコットランドではイングランドの紋章を使用することに抗議があったため、1955年からスコットランドの王冠の図柄を使用するようになりました。以下が「スコットランド王冠」の例。

また、「Where are all the kiosks?」のページでは、電話ボックスが確認された場所を地域ごとに地図上で見ることができます。以下はロンドンのゾーンA(北東)における電話ボックスの位置で、ピンが刺さっている場所が電話ボックスの情報が報告された場所、赤い電話ボックスのアイコンで示されている場所はK6 projectが実際に訪れて撮影した写真があるものです。

K6 projectのInstagramアカウントでも赤い電話ボックスの写真を見ることができます。
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in ネットサービス, Posted by log1e_dh
You can read the machine translated English article The 'K6 project' travels across Britain ….







