第二次世界大戦後すぐの復興中の日本を撮影したカラー写真が国立国会図書館デジタルコレクションにて公開中


国内外の資料・情報を広く収集・保存し、知識・文化の基盤となり、国会の活動を補佐するとともに、行政・司法及び国民に図書館サービスを提供する、というのが国立国会図書館です。そんな国立国会図書館が収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できるのが国立国会図書館デジタルコレクションで、貴重な歴史的資料などが多数公開されています。そんな国立国会図書館デジタルコレクションでは2017年9月6日から、第二次世界大戦後の1946年4月から1947年1月にかけてGHQの文民スタッフとして日本へやってきたロバート・モージャー氏が撮影した当時の日本の街頭風景や建築物のカラー写真を公開しています。

国立国会図書館デジタルコレクション - モージャー氏撮影写真資料
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10756455


占領時の日本の街並みが、以下のようなカラーの写真として残っています。


連合国軍の占領下にあった日本では、地域によっては占領国の国旗が掲揚されていました。以下の写真はイギリスの国旗。


アメリカ極東空軍司令部として使用するために接収された明治生命館


人力車を楽しむ外国人の姿


交差点で手旗信号を送るアメリカ軍兵士と日本の警察官


国会議事堂


千代田区隼町にあったという米軍施設「パレスハイツ(Palace Heights)」


皇居の桜田巽櫓


周囲には連合国軍の兵士


東京の街並み


「日比谷帝國生命館」と書かれた建物と、その目の前を走る路面電車


着物を着た当時の日本人の写真もあります。


愛知県東海市の聚楽園公園にある「聚楽園大仏」の写真


戦後であることを物語る、破壊された建物の生々しい写真も。


広島の原爆ドーム


日本語で書かれた地図と、「つば」の片側だけが持ち上がった「前かがみ帽子」をかぶったオーストラリア軍軍人


「OSAKA SERVICE STATION No.1」と書かれたガソリンスタンド


ぶれぶれですが、どこかのホールのような場所で上演される歌劇の一幕


岐阜で撮影された制作中の和傘


ローマ字で「南大津通 7丁目」と書かれた標識と、外国人女性の写真はまるで海外で撮影されたもののような雰囲気


辺り一面が雪で覆われた冬の写真も。


「横断はここから」という立て看板が道路脇に等間隔で並べられています。


なお、モージャー氏により提供された第二次世界大戦後の日本の風景を収めた写真の目録は(PDF)ここからチェックできます。

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