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ワイヤレスイヤホンで「DOOM」を動かしてリモートでプレイすることに成功


オープンソースのファームウェアを採用しているワイヤレスイヤホンであるPineBuds Proで「DOOM」を動かす「DOOMBUDS」が公開されています。DOOMBUDSは単にイヤホン上でDOOMを動かすだけでなく、インターネットに接続してウェブブラウザ経由でのリモートプレイが可能になっています。

DOOMBUDS
https://doombuds.com/


arin-s/DOOMBuds: doomgeneric port for the PineBuds Pro
https://github.com/arin-s/DOOMBuds

DOOMBUDSは、移植性を重視した「doomgeneric」をベースに構築されており、計算資源が極めて限られたワイヤレスイヤホン上でDOOMを動作させるためのプロジェクトです。このシステムは単一のソフトウェアではなく、イヤホン本体で動くファームウェア、通信を橋渡しするシリアルサーバー、管理用のウェブサーバー、そして操作用フロントエンドという4つのコンポーネントが連携して動作します。


DOOMBUDSはハードウェアの限界に挑戦するため、CPUの動作クロックを標準の100MHzから300MHzへと大幅に引き上げ、省電力モードを無効化することで処理能力を確保しています。

また、通常はアクセスできない領域を解放して利用可能なRAMを992KBまで拡張。本来4MBのメモリを必要とするDOOMを動作させるため、定数変数をフラッシュメモリから直接読み出すなどの工夫が凝らされています。

イヤホンにはディスプレイがないため、2.4MbpsのUART(シリアルインターフェース)接続を通じて映像データを送信します。帯域幅の制限を克服するためにMJPEG形式での圧縮を採用し、約18fpsというプレイ可能な描画速度が実現されているとのこと。さらに4MBの内蔵フラッシュメモリに収めるため、本来4.2MBあるゲームデータを1.7MBに軽量化した「Squashware」を使用しています。


プログラムの構成比率はC言語が85.2%、C++が10.9%、アセンブリが2.6%となっており、ハードウェアの性能を最大限に引き出す設計がなされています。ユーザーはブラウザからDOOMBUDS-JSというパッケージを利用し、DOOMを遠隔で体験することが可能。開発にはDocker環境が推奨されており、WindowsユーザーであればWSL2を利用して独自のビルド環境を構築することもできます。

なお、DOOMBUDSのリモートプレイはDOOMBUDSの公式サイトで可能。DOOMをリモートプレイする様子は、ゲーム実況プラットフォームのTwitchで配信されています。

DOOMBUDSdotcom - Twitch
https://www.twitch.tv/doombudsdotcom

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in ハードウェア,   ソフトウェア,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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