LenovoがWindows 11搭載の世界最軽量14インチノートPC「Yoga Slim 7 Carbon」を含む新モデル3機種をリリース
LenovoがWindows 11搭載のYOGAシリーズを含む3つの新モデルを発表しました。新しく発表された3モデルのうちの1つである「Yoga Slim 7 Carbon」は、世界最軽量の14インチノートPCであり、Windows 11をプリインストールした最初のノートPCにもなります。
Lenovo Leads in Launching Windows 11 on New Yoga Laptops | Lenovo StoryHub
https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/lenovo-leads-in-launching-windows-11-on-new-yoga-laptops/
◆Yoga Slim 7 Carbon
Yoga Slim 7 Carbonは、AMD Radeonグラフィックスを備えた最大8コアのAMD Ryzen 7 5800Uを搭載したノートPCです。オプションとしてNVIDIAのGeforce MX450を採用したモデルを選ぶことも可能。メモリ(RAM)は最大16GBのLPDDR4xを搭載しており、ストレージは最大1TBのPCIe M.2 SSDを採用。急速充電機能のRapid ChargeExpressに対応した61Whのバッテリーを内蔵しており、わずか15分の充電で最大3時間の利用が可能。
さらに、バッテリーはフル充電時には最大14時間30分の利用が可能で、理想的なファン設定を実現する「Lenovo Q-Control」機能を採用しているため、端末のパフォーマンスに応じてバッテリー寿命が延びるようにファンの動作を調整します。その他、軍用グレードの耐久性試験であるMIL-STD 810Hの認定も受けており、日常生活で発生する物理的な衝撃や過酷な稼働環境にも十分に耐えることが可能です。
筐体は非常に軽量で強度のあるウルトラポータブルカーボンファイバーとマグネシウム合金で構成されており、最も薄い部分はわずか14.9mmとなり、重量はわずか1.1kgとなっています。これは「業界で最も軽いノートPC」に分類されるとのこと。
さらに、わずか1.1kgの本体にDolby Atmos対応の4つの前面スピーカーを搭載。なお、スピーカー用の4つの穴のうち2つは吸排気用のスリットとしても機能します。
ディスプレイサイズは14インチ、アスペクト比は16:10、解像度はQHD+(2880×1800ピクセル)、VESAのDisplayHDR 500TrueBlack認定を受けています。色域はDCI-P3で100%を実現しており、鮮やかな色味を正確に表現することが可能。最大輝度は600ニトで、リフレッシュレートは最大90Hz。ブルーライトの低減が可能なTÜV RheinlandのEye Comfortにも対応しています。
Yoga Slim 7 Carbonの詳細なスペックは以下の通り。
サイズと重量:薄さ14.9mm~、重量1kg~
ディスプレイ:14インチQHD+(2880×1800ピクセル)、リフレッシュレート90Hz、最大輝度600ニト、DCI-P3 100%、Dolby Vision HDR、タッチスクリーン(オプション)
プロセッサ:AMD Ryzen 7 5800U
グラフィック:最大NVIDIA GeForce MX450
メモリ(RAM):最大16GBのデュアルチャネルLPDDR4x
ストレージ(ROM):最大1TBのSSD
OS:Windows 11
バッテリー:61Wh
通信:Wi-Fi 6、Bluetooth、5.1 Alexa
ポート:USB Type-C(USB 3.2 Gen 2、PD 3.0、DisplayPort 1.4)×2、USB Type-C(USB 3.2 Gen 2)×1、オーディオジャック×1
オーディオ:Dolby Atmosスピーカーシステム
Yoga Slim 7 Carbonの販売価格は1289.99ドル(約14万2000円)で、発売時期は2021年10月頃です。
◆Yoga Slim 7 Pro
大型の16インチIPSを搭載したノートPCがYoga Slim 7 Pro。ディスプレイのアスペクト比は16:10、最大輝度は500ニト、リフレッシュレートは最大120Hz、Dolby Vision HDRにも対応しており、優れた色味・明るさ・コントラストを実現しています。VESAのDisplay HDR400認定を受けており、色域はsRGB 100%に対応。
プロセッサは最大AMD Ryzen 7 5800Hに対応しており、GPUは最大NVIDIAのGeForce RTX 3050を選択可能。TDPは80W、メモリは最大16GBのデュアルチャネルDDR4、ストレージは最大1TBのPCIeM.2 SSDに対応しています。急速充電機能のRapid Charge Boostも採用。
スマートノイズキャンセリングマイクも搭載しており、周囲の騒音を減らしながらビデオ通話が可能。IRカメラとハンズフリー対応のAlexaも搭載しているため、音声コマンドを利用することもできます。
筐体は最薄部が17.4mmで、重量は2.1kg。本体カラ―はクラウドグレーとストームグレーの2色展開です。
Yoga Slim 7 Proの詳細なスペックは以下の通り。
サイズと重量:薄さ17.4mm~、重量2.1kg
ディスプレイ:16インチ2.5K、輝度500ニト、sRGB 100%、Dolby Vision HDR、AAR 92%、リフレッシュレート120Hz(オプション)
プロセッサ:AMD Ryzen 7 5800H
グラフィック:最大NVIDIA GeForce RTX 3050
メモリ(RAM):最大16GBのデュアルチャネルDDR4
ストレージ(ROM):最大1TBのSSD
OS:Windows 11
バッテリー:75Wh
通信:Wi-Fi 6、Bluetooth、5.1 Alexa
ポート:USB 3.2 Type-A×2、SDカードスロット×1、HDMIポート×1、USB Type-C(フル機能)×1、オーディオジャック×1
オーディオ:Dolby Atmosスピーカーシステム
Yoga Slim 7 Proの販売価格は1449ドル(約16万円)で、発売時期は2021年10月頃です。
◆IdeaPad Duet 5 Chromebook
Chrome OS搭載の13.6インチ 2-in-1がIdeaPad Duet 5 Chromebook。13.3インチのOLED(有機ELディスプレイ)の色域はDCI-P3 100%で、液晶ディスプレイと比べると輝度やコントラスト比が高くなっています。42Whのバッテリーは最大15時間の駆動が可能。
専用ペンとキーボード、スタンドもあり、これらを用いることでノートPCのように利用することもできます。加えて、ブルーライトの低減が可能なTÜV RheinlandのEye Comfortにも対応。
IdeaPad Duet 5 Chromebookの詳細なスペックは以下の通り。
サイズと重量:薄さ7.24mm、重量700g
ディスプレイ:13.3インチフルHD、OLED、輝度400ニト、DCI-P3 100%、AAR 92%
プロセッサ:Snapdragon 7c Gen2
メモリ(RAM):最大8GBのLPDDR4x
ストレージ(ROM):最大256GBのeMMC SSD
OS:Chrome OS
バッテリー:42Wh
通信:Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1
ポート:USB 3.0 Type-C×2、ポゴピン
IdeaPad Duet 5 Chromebookの販売価格は429.99ドル(約4万7000円)で、発売時期は2021年10月頃です。
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