電源不要で設置場所を選ばないGoogleのスマートカメラ「Google Nest Cam」フォトレビュー、屋外OKな防塵防滴ケーブル&屋内に便利な専用スタンドもまとめて見てみました
バッテリー内蔵で配電不要、屋内外問わずどこにでも設置可能なGoogleのセキュリティカメラ「Google Nest Cam(バッテリー式)」が2021年8月26日に登場しました。Googleのスマートホームに接続して来客応対や人の出入りの把握を手元のスマートフォンでできる「Google Nest Cam」のほか、屋内への設置に便利な「Google Nest Cam スタンド」、屋外で使う際にバッテリーの持ちを気にせずにすむようにできるNest Cam専用の「防塵・防滴ケーブル」が届いたので、さっそく開封して写真を撮りまくってみました。
Google Nest Cam(バッテリー式)- Google ストア
https://store.google.com/jp/product/nest_cam_battery
Google Nest Cam(バッテリー式)用 Google Nest Cam スタンド - Google ストア
https://store.google.com/product/nest_cam_stand
Google Nest Cam(バッテリー式)防塵・防滴ケーブル - Google ストア
https://store.google.com/jp/product/nest_cam_weatherproof_cable
・目次
◆Google Nest Camフォトレビュー
◆屋内に便利な専用スタンドでカメラを設置してみた
◆Nest Camは防塵・防滴ケーブルで電源への接続も可能
◆Google Nest Camフォトレビュー
これが、「Google Nest Cam(バッテリー式)」です。
箱を開けると、Nest Cam本体がケースに収まっていました。
内容物はまずマグネットプレートとNest Cam本体。
クイックスタートガイドと安全に使うための注意事項を記載した小冊子。
長さ1メートルの充電ケーブルと電源アダプター。
壁に穴を開けて設置する場合に使う壁用プレートとネジ、壁用アンカーです。
Nest Camのレンズ保護用シールをはがしてみるとこんな感じ。画素数2メガピクセルで最大1080p・30FPSの動画が撮影できるカメラが搭載されているほか、赤枠の部分には使用状況の確認に使うステータスライトもあります。
この保護用シールについているQRコードは後でセットアップに使うため、捨てないようにしてください。
底面には、三脚用のねじ穴、充電ケーブル用ソケット、スピーカーがあります。
本体の重さは実測で395gで……
本体・マグネットプレート・壁用プレート・壁用プレートと壁に固定するネジ類を合わせると、全部で517gでした。バランスよく重心が配置されるように設計されているのか、手で持ってもそれほど重い印象はありません。
マグネットプレートにはこんな感じでくぼみがあり……
Nest Cam本体にくっつけることが可能。マグネットプレートの磁力は、本体を近づけただけでマグネットプレートが浮かび上がって吸着するほど強力なので、ガッチリ固定することができます。どのくらい強力なのかは、以下のムービーを再生するとよく分かります。
「Google Nest Cam」の超強力マグネット - YouTube
あまりに強力なため、外箱には「ペースメーカーや他の埋め込み型医療機器をお使いの方は、本製品から安全な距離を保ってください」との注意書きがあります。
マグネットプレートは底面も金属に吸着します。以下のムービーを見ると、どのくらい強力に吸着するのかが分かりますが、大きな音が出るので再生時には注意してください。
「Google Nest Cam」は金属の壁に設置可能 - YouTube
こんな感じで金属の壁面や天井に設置可能。
冷蔵庫の側面などにも、工具を使わず簡単に設置できます。
ただし、付属のマグネットプレートではどうしてもカメラに角度がついてしまい、水平にしたり下向きにしたりできません。そのため、棚などに置くと部屋全体を映すことができない場合があり、設置場所が限定されてしまいます。
◆屋内に便利な専用スタンドでカメラを設置してみた
室内で使う場合のため、別売りアクセサリーの「Google Nest Cam スタンド」が用意されています。
内容物はスタンド、長さ3メートルの充電ケーブル、クイックスタートガイドです。
スタンドの上部にはNest Camと接続するための端子があるほか、下部には充電ケーブルを挿入するためのソケットがあります。
Nest Camをスタンドに載せるとこんな感じ。これなら、Nest Camを水平に設置することができます。
Nest Camを接続する端子は角度を変えられるので……
下向きにすることも可能です。
以下のムービーでは、実際に「Google Nest Cam」をセットした状態でスタンドの可動範囲や角度変更時のスムーズさをチェックしています。
「Google Nest Cam」専用スタンドの可動範囲はこんな感じ - YouTube
底面は滑りにくい素材でできています。
スタンドの重量は277gです。
スタンドの底部に重心があるので非常に安定しており、平らな場所に設置すれば勝手に向きが変わったり倒れたりする心配はまずありません。
Nest Camは、IP54準拠の防水・防塵仕様なので、屋外にも設置できます。内蔵のバッテリーは、標準的な使い方なら3カ月間連続で駆動するとのことですが、ずっと使うことを考えると3カ月おきに充電が必要なのは少し手間に感じます。
◆Nest Camは防塵・防滴ケーブルで電源への接続も可能
そのため、屋外で長期的に使うことを想定した別売りアクセサリーとして、「防塵・防滴ケーブル」もあります。
内容物は、5メートルの充電ケーブルと、ケーブルを壁にはわせるために使うケーブルクリップとネジ類がそれぞれ6個ずつです。
ケーブルクリップは、こんな感じでケーブルをはさんでから、ネジで壁に固定して使います。
ケーブルは、Nest Cam本体よりも防水・防塵性能が高いIP65準拠です。
ケーブルの長さは5メートルです。長さが足りない場合は、10メートルのケーブルを選ぶことも可能です。
2021年8月26日に登場した「Google Nest Cam(バッテリー式)」はGoogle公式サイトから購入可能で、価格は税込2万3900円です。また、専用の別売りアクセサリーである「Google Nest Cam スタンド」と「防塵・防滴ケーブル」は、いずれも税込3900円です。なお、防塵・防滴ケーブルは購入時に10メートルのものを選択することも可能で、価格は税込5200円です。
続く記事では、実際にNest Camをレビューすべくスマートフォンと接続していきます。
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