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Google初のバッテリー駆動セキュリティデバイス「Google Nest Doorbell」「Google Nest Cam」登場、国内でも購入可能


Googleが提供するスマートスピーカー「Google Nest」シリーズに、新たにドアホンの「Google Nest Doorbell」と、セキュリティカメラの「Google Nest Cam」が登場。シリーズ初となる国内販売が始まりました。これらのデバイスを使うと、スマートフォンで外の様子を確認したり、玄関先の人物と通話したりすることが可能です。

Google Japan Blog: Google Nest のカメラとドアベルが新登場!
https://japan.googleblog.com/2021/08/nest-cameras-doorbell.html

Google Nest Cam(バッテリー式)- Google ストア
https://store.google.com/jp/product/nest_cam_battery?hl=ja

Nest Doorbell (battery) - Google Store
https://store.google.com/jp/product/nest_doorbell_battery?hl=ja

「Google Nest Doorbell」の詳細は以下の動画で確認できます。

Google Nest Doorbell(Battery Type) のご紹介 - YouTube


「Google Nest Doorbell」はバッテリー駆動・Wi-Fi接続式のビデオドアホン。カメラやスピーカー、マイクが搭載されており、人や動物、車や荷物を判別してユーザーのスマートフォンや「Google Nest Hub」などのデバイスに通知を送信します。なお、月額630円・年額6300円のサブスクリプション形式で利用可能な「Google Nest Aware」に加入すると、個人を認識して検出する機能も利用可能になります。


連携したデバイスによっていつでも来訪者に応対できるほか、事前に設定した音声メッセージを選択して流すことも可能。また、カメラの様子は24時間いつでも確認可能です。


アクティビティの動画はクラウド上に最大3時間の録画が可能です。また、「Google Nest Aware」への加入で過去30日間のアクティビティの動画履歴を確認できるほか、月額1260円・年額1万2600円の上位プラン「Google Nest Aware Plus」への加入で過去60日間のアクティビティの動画履歴を確認可能になります。なお、Wi-Fiが切断してもローカルストレージに最大1時間のアクティビティの動画履歴を記録できます。

本体台座はネジで取り付ける仕様。バッテリー駆動式ですが、既存のドアホンの配線を電源として利用する事も可能とのことです。なお、万が一盗難に合った際は警察に動画履歴を提出するなどの手続きを経た後、無料で交換に応じるとのこと。内部の映像にはGoogleアカウントなしではアクセスできないため、盗難発生時でもプライバシーは守られるとのことです。


カメラは1.3メガピクセルのカラーセンサーと6倍デジタルズームを搭載。アスペクト比は3:4で、対角画角は145度、960×1280ピクセル、最大30FPSで記録可能です。HDRやナイトビジョン機能も搭載されています。

本体サイズは長さ46mm、幅24.1mm、高さ160mm、重量206gです。内蔵式充電式リチウムイオンバッテリーは6Ah、3.65Vで動作。IEEE 802.11a/b/g/nの無線LANやBluetooth Low Energy(BLE)に対応しています。動作温度は–20度~40度で、防水・防じん機能はIP54相当です。希望小売価格は税込2万3900円で、2021年8月26日発売予定です。

一方、「Google Nest Cam」は人・動物・車のみを検知し、ユーザーのデバイスに通知を送信してくれるスマートカメラ。「屋内・屋外向けのバッテリータイプ」と「屋内向けの電源アダプタータイプ」の2種類がありますが、記事作成時点で屋内向けのアダプタータイプの詳細な仕様などは公開されていません。「Google Nest Doorbell」と同様、月額プランの「Google Nest Aware」への加入で個人の認識・検出機能も使用可能です。


「Google Nest Cam」のバッテリータイプの詳細は以下の動画で確認できます。

Introducing the New Nest Cam (Battery) From Google - YouTube


「Google Nest Cam」のバッテリータイプはマイク・スピーカーが搭載されており、双方向の会話が可能。アクティビティの動画履歴は「Google Nest Doorbell」と同じく最大3時間録画が可能で、「Google Nest Aware」への加入で過去30日間のアクティビティの動画履歴を確認可能な点、Wi-Fi切断の際に1時間分のアクティビティの動画履歴を保存する点は同じですが、「Google Nest Cam」のバッテリータイプは「Google Nest Aware Plus」に加入した上で防塵・防滴ケーブルに接続することで、過去10日間の連続動画履歴も確認可能になります。


「Google Nest Cam」のバッテリータイプの本体と台座は強力なマグネットで接着するとのこと。なお、台座と壁はネジで取り付けるか、金属面にマグネットで取り付けます。盗難の際は「Google Nest Doorbell」と同じ手続きで無料交換が可能ですが、「Google Nest Cam」には別売りで盗難防止対策用マウントも販売されます。また、バッテリータイプを屋内で使用しやすくするための電源直結型スタンドも販売されます。


「Google Nest Cam」のバッテリータイプは希望小売価格が税込2万3900円で、発売日は2021年8月26日。スペックの詳細も公開されており、カメラは2メガピクセルのセンサーと6倍デジタルズームを搭載。アスペクト比は16:9で、対角画角は130度、1080p・最大30FPSで記録可能で、HDRやナイトビジョン機能も搭載されています。本体サイズは長さ8.3cm、直径8.3cm、重量398gです。内蔵式充電式リチウムイオンバッテリーは6Ah、3.65Vで動作。IEEE 802.11a/b/g/nの無線LANやBluetooth Low Energy(BLE)対応で、動作温度は–20度~40度、防水・防じん機能はIP54相当です。

「Google Nest Cam」の電源アダプタータイプの詳細なスペック他は明かされていませんが、希望小売価格は税込1万2300円で、今回の発表から数カ月以内に発売される予定です。

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in ハードウェア, Posted by log1p_kr

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