ハードウェア

Qualcommが自動車技術のヴィオニアに5000億円で買収を提案

by Service-now Dotcom

2021年8月5日、半導体企業のQualcommが自動車技術開発企業のヴィオニアに対し、1株あたり37ドル(約4000円)で買収する提案を行ったと発表しました。ヴィオニアは2021年7月23日、自動車部品メーカーのマグナ・インターナショナルから提案を受けた合併契約を締結したと発表したばかりです。

Qualcomm Offers to Acquire Veoneer for $37 per Share in Cash | Qualcomm
https://www.qualcomm.com/news/releases/2021/08/05/qualcomm-offers-acquire-veoneer-37-share-cash


Veoneer confirms receipt of Qualcomm proposal | Veoneer
https://www.veoneer.com/en/press-releases?page=/press/perma/1936620

Qualcomm offers to buy Veoneer for $4.6 billion, topping Magna's $3.8 billion bid | Automotive News
https://www.autonews.com/suppliers/qualcomm-offers-buy-veoneer-46-billion-topping-magna-bid

ヴィオニアは主に先進運転支援システム(ADAS)を手がける自動車専門の技術開発企業。自動運転システムやエアバッグ制御ユニットなどを開発し、2018年には日本のブレーキ製造大手日信工業の親会社となったことが報じられました

Qualcommのクリスティアーノ・アモンCEOは「自動車産業の変化に伴い、自動車メーカーにとってイノベーションを促進し、競争を可能にするパートナーを持つことがますます重要になっている。提案した買収により、業界をリードするQualcommのソリューションとヴィオニアの運転資産が統合され、ADASを自動車メーカーに提供可能になる」と述べました。


ヴィオニアは2021年7月23日に2021年度第2四半期(4月~6月)の財務報告を行い、「マグナ・インターナショナルから提案されたヴィオニアの合併契約を最終的に締結した」と発表したばかりでした。

ヴィオニアはQualcommの発表を受けて「Qualcommからの法的拘束力のない提案を受けたことを確認した。ヴィオニアの取締役会は法的義務およびマグナ・インターナショナルとの合併契約と合わせて評価する。マグナ・インターナショナルとの合併契約は引き続き有効である。なお、これはEUの市場濫用規制による公表義務に基づき公表したものだ」と述べました。


Qualcommは2021年7月29日に行った2021年度第3四半期(4月~6月)の決算発表で半導体の売上が好調な点を強調。車載用チップが前年同期比83%増の2.53億ドル(約280億円)の売上を達成したと発表していました。

Qualcommが第3四半期決済を発表、半導体販売の好調で売上高は前年同期比65%増 - GIGAZINE

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
IntelがQualcommと提携し新チップを製造すると発表、2025年までのロードマップも公開 - GIGAZINE

約1450億円でQualcommがAppleの半導体部門元幹部のチップ企業「NUVIA」を買収 - GIGAZINE

半導体製造大手Broadcomが1兆円以上の買収交渉をデータ分析ソフト開発のSASに行っていると報じられる - GIGAZINE

中国資本に買収された半導体メーカーへの資金提供をイギリス政府が停止へ - GIGAZINE

Intelが半導体ファウンドリのGlobalFoundriesについて3兆円以上で買収を検討中との報道 - GIGAZINE

in ハードウェア,   乗り物, Posted by log1p_kr

You can read the machine translated English article here.