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「Android 12 Beta 3」がリリース、「スクロールしてのスクリーンショット機能」など新機能が複数追加

by Yuri Samoilov

Googleが新たにAndroidの次期メジャー版「Android 12」の「Beta 3」を発表しました。Beta 3ではAndroid 12 APIの最終版や公式SDKに加え、「スクローリングスクリーンショット」など多数の新機能が追加されています。

Android Developers Blog: Android 12 Beta 3 and final APIs
https://android-developers.googleblog.com/2021/07/android-12-beta-3.html

現地時間2021年7月14日、Googleが「Android 12 Beta 3」を発表しました。このBeta 3の発表は開発者向けプレビュー版の発表時に予告されていたスケジュール通りの動き。このスケジュールによると、2021年8月には最終ベータ版が公開される予定です。


GoogleがAndroid 12 Beta 3の目玉としている新機能は以下。

◆スクローリングスクリーンショット
スクロールが必要なページのスクリーンショットを撮影する際に、上から下まで全てを1枚に収められる「スクローリングスクリーンショット」が追加されました。スクリーンショットを撮影する際、撮影範囲をコンテンツ全体に拡大にするための「Capture more」ボタンが追加され、トリミングで撮影範囲を調整することも可能。スクローリングスクリーンショットは標準のView-based UIを使用するアプリなど、大半のアプリの場合は初期状態で使用でき、高度にカスタマイズされたUIを使用するアプリなどの場合は新規導入したScrollCapture APIを使用します。


オンデバイス検索
Beta 3では高性能な新型オンデバイス検索エンジン「AppSearch」をプラットフォーム上でサポートしました。AppSearchは、構造化されたデータをインデックス化し、ビルドイン式のフルテキスト検索機能を使った検索を実現。さらに、高効率なインデックス作成や検索、多言語サポート、関連性ランキングなどのネイティブ機能も活用できます。AppSearchには下位互換性を持つ「ローカルインデックス」とAndroid 12以降のシステム全体で維持される「セントラルインデックス」の2種があり、セントラルインデックスに参加した場合はオプトアウトを選択しない限り、システムはアプリのデータをシステムUIサーフェスに表示可能となります。また、データを他のアプリと共有することで、アプリ側がユーザーのデータを検索できるようにすることも可能です。

WindowInsetsのプライバシーインジケータAPI
Beta 2ではアプリがデバイスのカメラやマイクを使用する際に、ステータスバーにプライバシーインジケータを表示するようにしました。しかし、アプリが全画面モードの場合にプライバシーインジケータが表示されるとコントロールやコンテンツを隠してしまう可能性があったため、調整が必要でした。Beta 3で追加されたWindowInsetsの新型プライバシーインジケータAPIは、現在の向きや言語設定などを考慮に入れてプライバシーインジケータの最大範囲や画面上の配置を定めます。

カメラとマイクのトグル設定(企業向け)
Beta 2では、全アプリに対するカメラとマイクのアクセスを即座にオフにするというトグルを導入しました。Beta 3では、企業の管理者向けにデバイスを完全管理するための設定を解放しました。

CDMとペアリングされたアプリがフォアグラウンドサービスを起動するための新たな許可の導入
コンパニオン・デバイス・マネージャ(CDM)とペアリングされたアプリがコア機能を実行するコンパニオン・アプリをよりよくサポートできるようにするため、バックグラウンドからフォアグラウンドサービスを起動させるための許可を導入しました。

◆自動回転機能の改善と高速化
前面カメラを使った顔検出機能によって、画面を自動回転させるタイミングをより正確に認識できるようになりました。この機能はソファやベッドで横になりながら端末を使用する人に特に適しています。この自動回転機能は2021年5月に発表した「Private Compute Core」内に搭載されるため、顔の画像がデバイスに保存されたり、デバイスから送信されたりすることはありません。Beta 3においては、この機能はPixel 4以降のPixelシリーズで利用可能です。

また、全デバイスで画面の回転速度を向上させるため、アニメーションと再描画の最適化、機械学習によるジェスチャー検知アルゴリズムの追加を実施しました。その結果、前述の自動回転機能の改善とは別に、自動回転機能の待ち時間が25%短縮されました。

◆ゲーム機能
新たに追加されるGame Mode APIでは、長時間の通勤時向けのバッテリー節約設定や、ピークフレームレートを得る際のパフォーマンス設定など、パフォーマンスプロファイルを選択できるようになります。また、Game Mode APIと連動する、ゲームプレイ中に主要なユーティリティに素早くアクセスできるオーバーレイ「ゲームダッシュボード」も近日公開予定です。

さらに、インストールしている最中でもゲームをプレイできるようにする「Play as you Download」も追加される予定です。この機能は以下の記事で詳しく解説しています。

Android 12ではダウンロード中のゲームでもプレイを始めることができる - GIGAZINE

by Yuri Samoilov

Android 12 Beta 3は以下のページを通してAndroidスマートフォンに導入可能です。

Android ベータ プログラム
https://www.google.com/android/beta

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by log1k_iy

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