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Appleが2021年9月から週3日出勤するよう従業員に要請


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受けて、多くの企業がリモートワークを導入しています。そんな中、Appleのティム・クックCEOが従業員に向けて「週3日の出勤」を要請するメッセージを送信したことが明らかになりました。

Apple asks staff to return to office three days a week starting in early September - The Verge
https://www.theverge.com/2021/6/2/22465846/apple-employees-return-office-three-days-week-september


COVID-19の流行を受けて、FacebookTwitterなどの大手テクノロジー企業はリモートワークを積極的に導入しています。これに対して、Appleは2020年5月ごろから、検温やPCR検査などの感染対策を実施した上で、従業員に対してオフィス勤務への段階的な復帰を促していることが報じられていました。

Appleは新型コロナで在宅勤務中の従業員をオフィスに戻す予定、大手IT企業は軒並み長期のリモートワークを許可 - GIGAZINE


そして2021年6月2日(水)には、ティム・クックCEOが従業員に対して「2021年9月から、オフィスに週3日出勤する」ことを要請するメールを送ったことが判明しました。

テクノロジー関連メディアのThe Vergeが入手したメールによると、クックCEOは従業員に対して月曜日・火曜日・木曜日にオフィスへ出勤することを要請し、水曜日と金曜日はリモートで働くことを許可しているとのこと。また、オフィスでの勤務が必要と判断されたチームは、週に4~5日出勤することも求められています。

クックCEOはメールの中で「私たちは離ればなれになっても、ほとんどのことを達成できました。しかし、この1年間は、何か本質的なモノが欠けていました」「確かに、ビデオ会議は私たちの距離を縮めました。それでも、単純に複製できないモノもあります」と述べ、リモートワークのデメリットを指摘しています。


さらに、クックCEOは「私たちが実際に会うことで築き上げてきたエネルギーや創造性、コミュニティの感覚が失われると感じているのは、私だけではないはずです」と、オフィスに出勤して従業員同士が実際に会うことのメリットを強調しています。

なお、Googleも「週2日のリモートワークと週3日の出勤」という勤務形態を2021年9月以降に実施予定であることが報じられており、リモートワークからオフィスワークへの回帰の動きが進みそうです。

GoogleのCEOが「週のうちリモートワークが2日、出勤が3日」という勤務形態を採用すると告知 - GIGAZINE

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in メモ, Posted by log1o_hf

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