ハードウェア

ランサムウェア攻撃で流出したMacBook新モデル情報でHDMIポートやSDカードスロット追加が判明か


Appleとそのサプライヤーがランサムウェア攻撃を受け「身代金を払わなければ未発表情報をバラす」と脅迫されている一件で、流出した回路図から、Appleが今後、MacBookから「Touch Bar」をなくす一方、ポートを増やす予定であることが指摘されています。

Stolen MacBook Pro Schematics Confirm Apple's Plans to Add More Ports and Remove Touch Bar - MacRumors
https://www.macrumors.com/2021/04/21/macbook-pro-stolen-schematics-ports/


[Update: Image] Apple ransomware leak corroborates 2021 MacBook Pro ports: HDMI, MagSafe, SD card slot - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/04/21/apple-ransomware-leak-new-macbook-pro/

情報の流出源はAppleのほかHPやFacebookなどのIT企業ともつながりのある台湾のPCメーカー・Quanta Computerであるとみられます。Quanta Computerは、自社から情報流出があったかどうかは明らかにしていないものの、ランサムウェア攻撃を受けたこと自体は認めています。


ダークウェブで公開されているという流出情報をチェックしたニュースサイトのMacRumorsや9to5Macによると、コードネーム「J314」と呼ばれる14インチMacBook Pro、および「J316」と呼ばれる16インチMacBook Proの技術仕様が含まれていて、両端末はApple Silicon搭載で、MagSafeやHDMIポート、SDカードスロットを備えており、Touch Barは取り除かれているとのこと。

この「J314」「J316」についての情報は、すでにアナリストのミンチー・クオ氏が公開していた情報を裏付けるものとなっています。

一方で、未発表の「J374」「J375」と呼ばれるモデルの情報も公開されていたとのこと。情報からは、この端末はApple Silicon M1Xチップを搭載した新たなMac miniだとみられます。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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