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12歳の少年が「ワクチン接種予約代行サイト」を作り1800人以上を助ける


新型コロナウイルスワクチンの接種が各国で進んでいます。アメリカ・ニューヨーク州の場合、ワクチンを受ける資格がある人は、それぞれに接種の予約をして受けに行く必要がありますが、自分で予約を取るのはなかなかに面倒。そこで12歳の少年が、必要情報を入力するとワクチン接種の予約を代行してくれるというお助けサイトを開設し、1800人以上を助けています。

12-year-old helps more than 1,600 people get vaccines after building a website to help seniors - CBS News
https://www.cbsnews.com/news/covid-vaccine-12-year-old-seniors-website/


この試みは、ニューヨーク州スカースデール在住のサム・ケウシュさんによるもの。ケウシュさんが作ったのは、以下の「VaccineHelper」というサイトです。

VaccineHelper
https://www.vaccinehelper.com/


サイトではメールアドレス、氏名、住所、ワクチン接種を希望する日、免責への同意など、合計39の質問や同意事項が用意されています。これらは、ニューヨーク州の用意したサイトに自分でアクセスして予約を行ったときに結局記入しなければならないものと同じだとのこと。

ケウシュさんは、自分の祖父母4人のワクチン予約をした際に、「これなら、もっと多くの人の手助けをできるのではないか」と考え、自身がユダヤ教の成人の儀式バル・ミツワーの年でもあることから、このサイトの開設を決めたとのこと。


サイトの開設にあたって必要となったお金は両親が出したものの、運営自体はケウシュさんが1人で担当。慈善事業としてやっているため、利用は無料です。

なお、サイトには「ワクチンを接種するべきですか?」というQ&Aも用意されていて、ケウシュさんは「それはあなたが決めることです。私は、受けると決めた人を助けるためだけにここにいます」と回答しています。

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in ネットサービス, Posted by logc_nt

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