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Twitterが日本を含む各国の政府関係者のアカウントにラベル付けを開始


誤情報の拡散が問題となっているSNSで透明性を高めるため、Twitterが2021年2月11日付で日本を含む16カ国における政府関係者のアカウントにラベル付けを行うことを発表しました。

Expanding our work to identify state-affiliated accounts
https://blog.twitter.com/en_us/topics/company/2021/account-labels-phase2.html


Twitterは2020年8月に、「透明性を上げること」を目的として、政府高官のTwitterアカウントおよび国営メディアのアカウントにラベル付けを行うと発表しました。フェーズ1と位置づけられているこの最初の取り組みでTwitterは、国連安全保障理事会の常任理事国5カ国のアカウントにラベル付けを行いました。

Twitterが政府高官と国営メディアのアカウントにラベル付けを行うと発表 - GIGAZINE


そして新たに、2021年2月11日付でTwitterは、このラベル付けの作業をフェーズ2の段階に移行し、上記5カ国以外の国も対象とすることを発表。フェーズ2の中でラベル付けが行われるのは、日本を含む以下の国々となっています。

・カナダ
・キューバ
・エクアドル
・エジプト
・ドイツ
・ホンジュラス
・インドネシア
・イラン
・イタリア
・日本
・サウジアラビア
・セルビア
・スペイン
・タイ
・トルコ
・アラブ首長国連邦

ラベル付けが行われるのは、外務大臣・政府機関・大使・政府広報担当者・外交リーダーを含む政府関係者で、特に政府高官や国の声を代表する存在に対してフォーカスが当たるとのこと。また、フェーズ1・2に該当する国の代表の個人アカウントもラベル付けの対象となります。

Twitterは次なるステップを、「フェーズ2に該当する国の国営メディアに対するラベル付け」と「上記の国以外へのラベル付けの拡大」としています。なお、確認したところ、記事作成時点では茂木敏充氏を含む主要な政府関係者のアカウントにまだラベル表示はされていませんでした。


・2021年2月18日追記:
Twitter Japanが「国家当局と関連付けられるアカウントに対してラベルを拡大します」と日本でもラベル付けがスタートすることを発表しました。

政府および国家当局関係メディアアカウントの識別に関する取り組みの拡大
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/company/2021/account-labels-phase2.html


2月12日時点では特に変化がなかった茂木敏充氏のアカウントにも、「日本の政府関係者」の文字が表示されていました。

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in ウェブアプリ, Posted by darkhorse_log

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