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MicrosoftがGM傘下で自動運転車を開発する「Cruise」に出資、Google系の「Waymo」に対抗


Microsoftが自動運転車開発を行っている「Cruise」に20億ドル(約2080億円)規模の出資を行い、自動運転車の商用化を加速させるためCruise、およびその親会社であるGMと長期的な戦略的関係を結んだことを発表しました。

Cruise and GM team up with Microsoft to commercialize self-driving vehicles - Stories
https://news.microsoft.com/2021/01/19/cruise-and-gm-team-up-with-microsoft-to-commercialize-self-driving-vehicles/


今回の関係構築により、CruiseはMicrosoftのクラウドコンピューティングプラットフォーム・Azureを活用できるようになります。

自動運転開発においては、Googleと同じAlphabet傘下にある「Waymo」がCruiseに先行しているとみられており、CruiseにはAzureを用いてのWaymo追撃が期待されます。


CruiseにはMicrosoftのほか、ホンダ、ソフトバンク、投資会社T.RowePriceGroupなどが出資しています。

なお、Cruiseは2020年にステアリングホイールもペダルもない自動運転車「Cruise Origin」を発表済み。


ただ、こうした車両を用いた自動運転タクシーサービスについてはサービス開始日時が延期されており、延期後のスケジュールは未発表となっています。

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in 乗り物, Posted by logc_nt

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