Apple Silicon搭載Macでどの程度ゲームがプレイできるのかをまとめた「Apple Silicon Games」
AppleはMac向けに独自開発のSoC・Apple Siliconを導入するとし、その第1弾として「M1」チップを発表、さらにM1チップを搭載したMacBook Air・MacBook Pro・Mac miniを発売しています。M1チップ搭載Macは海外メディアから「コンピューティング革命」や「信じられない偉業」などの高評価を受けているわけですが、「ゲームにも使用したい」というユーザーは一定数いるはず。そこで、M1チップ搭載Macがゲームプレイにどの程度使えるのかをまとめたサイト「Apple Silicon Games」が登場しました。
Apple Silicon Games
https://applesilicongames.com/
Apple Silicon Gamesでは列にゲームタイトルが、行には左から順に「Title(タイトル)」「Playable(プレイ可能か否か)」「Distribution(ディストリビューション)」「Environment(環境)」「API」「Resolution(解像度)」「External Monitor?(拡張モニター)」「FPS(フレームレート)」「Settings(設定)」「Specs(検証に使用されたMacのスペック)」「Notes(メモ)」「Source(情報源)」が並んでいます。「情報源」の欄には対象のゲームタイトルをM1チップ搭載Macでプレイした情報源が記されており、主にYouTubeやTwitter、RedditなどのURLが貼られています。
例えばAppleと法廷闘争中のEpic Gamesの人気タイトルである「フォートナイト」の場合、Epic Games Launcherでプレイする場合と、クラウドゲームサービスのGeForce NOWでプレイする場合がリストアップされています。リスト上に同じゲームタイトルが並んでいる理由は、端末の構成やプレイ時の解像度などが異なるため。なお、リストアップされているのは「8GBメモリ搭載のM1 Mac miniの場合、5K解像度でフレームレートは37~44fps」という報告や、「8GBメモリ搭載のM1 MacBook Airの場合、2560×1440解像度でフレームレートは80~120fps」という報告などです。
中には「プレイ不可だった」という報告も挙がっています。ライアットゲームズのタクティカルシューター「VALORANT」はプレイ不可。
Windows向けソフトウェアをMacで動作させるCrossOverやRosetta 2を使ってゲームをプレイするケースが多い中、macOSでネイティブに動作する「World of Warcraft」のようなタイトルに関する報告も。
「M1チップ搭載Macが欲しいけどお気に入りのゲームがプレイできるか不安……」という人は購入前にApple Silicon Gamesをチェックしてみてもよさげです。
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