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Twitterが会話のツリー表示機能を「読みづらくわかりにくい」という理由で見送り


Twitterは、「リプライを読みやすくフォローもしやすくする方法」として、Twitter上で行われる会話をスレッド化してツリーで表示する試みを行っていました。しかし、ユーザーからのフィードバックを理由に、会話のツリー表示を取り止めることを決定したと、2020年12月3日に発表しました。

Twitter turns off threaded replies because they made conversations hard to read - The Verge
https://www.theverge.com/2020/12/3/22150448/twitter-thread-replies-off-update-conversations


「Twitterでツイートに対して返信があった場合、会話をスレッド形式でまとめてレイアウトをツリー表示にする」というアイデアは2018年に提案されており、公式プロトタイプアプリ「twttr」上でテストされていました。


Twitter上での会話がツリー表示になるとどういう感じになるのかは、以下のGIFアニメーションを見れば一発でわかります。


しかし、「リプライをツリー化するレイアウトだと、会話内容が読みづらく、会話に参加するのも難しい」という意見が多かったことから、Twitterはツリー化の正式採用を見送ったことを明らかにしました。


今後もTwitterはTL上の会話をどう表示するかを追及するとのこと。また、会話しているユーザーの背景や文脈をわかりやすくする方法も模索しているとのこと。


さらに、公式プロトタイプアプリのtwttrも終了します。Twitterの広報担当者はIT系メディアのThe Vergeに対して「新製品をテストするための将来的なプランを、twttrから次のステップに進める時です」と語りました。

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in ネットサービス, Posted by log1i_yk