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歌詞が分からない歌を「フンフーン」と口ずさむとGoogle検索が名前を教えてくれる「Hum to Search」


メロディーは覚えているのに歌の名前も歌詞も覚えておらず、情報を知りたいのに検索しようがない……ということを多くの人が経験していますが、新たにGoogle検索で口笛やハミングでも音楽情報が検索される機能が実装されました。

Song stuck in your head? Just hum to search
https://blog.google/products/search/hum-to-search

How AI is powering a more helpful Google
https://blog.google/products/search/search-on/

Hum to Searchがどんな機能なのかは以下のムービーを見れば一発でわかります。

Hum to Search- Now in the Google app - YouTube


「あの歌なんだっけ、ほらあの……」と喉元まで出かかっていても、なかなか歌の名前や歌詞が思い出せないという経験をした人も多いはず。


そんな時に「フンフーン」とハミングしたり……


口笛を吹いたりするだけで、Googleが歌の名前や歌詞を教えてくれるのがHum to Searchです。


Google検索で音声アシスタントを起動させて……


「フンフンフーン……っって何の曲?」と無茶振りのような質問をします。


ユーザーのハミングを音声アシスタントが聞き取り中。


しばらくすると「63%マッチ」という精度とともに、歌の名前を教えてくれました。


Googleは2020年10月15日付けの投稿で、Google検索のAIの強化についてブログで発表しています。この投稿でGoogleはニューラルネットワークを利用してスペルミスを解読する新しいアルゴリズムや、検索ワードとページ内に含まれる特定の文章の関連性を高めるテクノロジーの導入について述べました。さらに、動画の重要な瞬間に自動的に特定・タグ付けして検索に役立てる技術も開発されており、2020年末までに検索全体の10%にこの技術が役立てられるとのこと。「ハミングで検索」機能も、このようなGoogleのAI技術強化の一環として発表されたものとなっています。

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in ネットサービス,   動画, Posted by darkhorse_log

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