自分がゲームの背景キャラだと気づいた男が世界を救う映画「Free Guy」予告編第2弾が公開中

自分がゲームの背景(モブ)キャラクターだと気付いてしまった平凡な銀行員が、自分が物語の主人公となることを決意する映画「Free Guy」の予告編第2弾が公開されました。2019年12月に公開された予告編第1弾に続く今回の予告編では、映画「デッドプール」や「名探偵ピカチュウ」のライアン・レイノルズが演じる主人公・ガイが、ひょんなことから世界を救うことになるストーリーや、ジョディ・カマーが演じるヒロインと繰り広げる恋愛がより深く掘り下げられています。

Free Guy | Official Trailer | 20th Century Studios - YouTube

爽やかな朝に目覚めた主人公・ガイ。

ガイが暮らしている「フリー・シティ」は火炎放射をぶっ放す人や……

ジップラインで宙をすべりながらロケット弾を放つ人が、当たり前に存在する世界です。

「私は欲しいものはなんでも持っています。たった1つを除いて……」と独白するガイの目が、1人の女性に釘付けになってしまいます。

女性を追って線路をまたぐガイ。

そんなガイを、猛スピードで走る電車が跳ね飛ばします。

目覚めながら、悔しそうに歯がみするガイ。

ガイは、金魚に「今日はいつもとは違うぞ」と話しかけて一念発起。

勇気を振り絞って「何を見てるの？」と、望遠鏡で何かを眺めている先ほどの女性に話しかけます。

一瞬のうちに女性に組み伏せられて「あなた誰？」と聞かれたガイは……

女性に「僕らはこの前出会ったじゃないか。ほら、あの殺人電車のそばで……」と答えます。

女性の名前はモロトフガール。当然のようにガイの隣に瞬間移動しつつ、「伝えないといけないことがあるの」と切り出します。

「うまく言えないけど、この世界はビデオゲームなのよ」

ガイがメガネをつけたり外したりすると……

キャラクターのステータスらしき表示や……

地面に落ちているアイテムが見えたり、見えなくなったりします。

やがて2人は親密になり、ガイは「君にキスしたいんだ。それっておかしなことかな？」と話します。

「聞いて。あなたも本物じゃないの」とモロトフガール。

それでもキスをするガイとモロトフガール。

そんな2人を、女性が画面越しに見つめています。モロトフガールの正体は、ゲームプログラマーのミリーでした。

「ちょっと待ってよ。誰とキスしたって？」と、同僚プログラマーのキース。

「ガイ」

ガイが「ゲーム世界の住人という自覚を持った」と信じられないキースは、「ゲームにそんなボタンはないはずだ」と半信半疑。

そんなキースに、ミリーは「彼はそのボタンを見つけたの」と答えます。

親友のバディや街の人々を思い浮かべながら、ガイは「ミリー、この世界がただのゲームなのは知ってるけど、それでもこの世界にいる人たちは僕の全てなんだ」と話します。

自分の物語の主人公になることを決意したガイの姿は、次第に「青いシャツの男(ガイ)」として現実世界にも知れ渡るようになります。

ルールブレイカーを名乗る現実世界の男性が、ガイに宣戦布告。

「ガイ、このゲームはあと2日でシャットダウンされる」と、ミリーことモロトフガール。

「そうなれば、あなたもこの街も消えてしまう」

モロトフガールに対してガイは、「世界を救えるとしたら？」と何か考えがある様子。

アイテムとして取り出したロケット砲をぶっ放したり……

時間を止めたりと、ゲームらしい方法で世界を救うガイたちの戦いが始まります。

映画「Free Guy(邦題：フリー・ガイ)」は、2020年12月11日にアメリカで封切りされます。日本では当初、2021年1月22日の公開が予定されていましたが、1月8日に前倒しとなりました。