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無料版「Google Meet」は9月30日以降に1度の会議時間が60分に制限される


Googleはビデオ会議ツールの「Google Meet」を無料化していますが、2020年9月30日以降は1度の会議時間が60分に制限されることとなります。

PSA: Google Meet to limit meetings to 60 minutes on free plans September 30th - The Verge
https://www.theverge.com/2020/9/26/21457293/google-meet-limit-meeting-free-plans-september-zoom

新型コロナウイルスのパンデミックにより多くの人々が学校や職場に通うことが難しくなった影響で、Zoomのようなオンライン会議ツールの需要が爆増しました。その影響もあってか、Googleは2020年4月29日にビデオ会議ツール「Google Meet」の無料化を発表。これに伴い、1度の会議時間を期間限定で無制限にすることも発表されていました。

ビデオ会議ツール「Google Meet」が無料化へ - GIGAZINE


しかし、2020年9月30日以降は無料版のGoogle Meetでは1度の会議時間が60分に制限されることとなります。無料版のGoogle MeetはGoogleアカウントを持っている人なら誰でも利用可能で、最大100人での同時会議が時間無制限で行えるようになっていました。

従来はGoogleの有料サービスであるG Suiteの最も高額なプランである「G Suite Enterprise」のユーザーのみが、Google Meetで最大250人で会議をしたり、単一ドメインで最大10万人に対して会議をライブストリーミングしたり、会議の記録を保存したりする高度な機能にアクセス可能となっていました。しかし、9月30日以降はG SuiteおよびG Suite for Educationのユーザーもこれらの機能にアクセス可能となります。


新型コロナウイルスのパンデミックの影響でZoomのようなビデオ会議ツールの需要が急増しており、それに伴い、Google Meetの使用者数も増加しています。2020年4月にはGoogle Meetのデイリーアクティブユーザー数が1億人を突破しています。

9月30日以降は無料版Google Meetの1度の会議時間が60分に制限されることについて、海外メディアのThe Vergeは「有料版サービスにアップグレードしたくないほとんどのユーザーにとって、無料版の制限が増えることが意味するのは、会議時間を60分以下に制限しなければいけなくなるということです」と記しています。

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in ソフトウェア, Posted by logu_ii

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