Internet Explore 11のサポート終了までのスケジュールをMicrosoftが発表
Microsoftがウェブブラウザ「Internet Explore 11」(IE11)と、2015年7月にリリースされたHTMLベースのWindows 10既定ブラウザ「Microsoft Edge Legacy」のサポート終了までのタイムラインを発表しました。
Microsoft 365 apps say farewell to Internet Explorer 11 and Windows 10 sunsets Microsoft Edge Legacy - Microsoft Tech Community - 1591666
https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-365-blog/microsoft-365-apps-say-farewell-to-internet-explorer-11-and/ba-p/1591666
Microsoftが発表したタイムラインは以下のような感じ。2020年11月30日にMicrosoft TeamsのIE11サポートが終了、2021年3月9日にMicrosoft Edge Legacyデスクトップアプリのセキュリティアップデート終了、2021年8月17日にMicrosoft 365のE11サポート終了となっています。
上記の通りIE11のサポート終了は2段階で行われ、まず2020年11月30日にMicrosoft Teamsが使えなくなります。そして2021年8月17日にMicrosoft 365全体のサポートが終了し、新しいMicrosoft 365の機能が利用できなくなったり、特定の機能が動作しなくなる可能性があるとのこと。
2020年1月にMicrosoftはChromium版「Microsoft Edge」を公開していますが、Chromium版Edgeに搭載される「IEモード」を使うことで、ユーザーは「使うアプリごとにブラウザを変える」という状況を回避することが可能だとMicrosoftは述べています。
Chromium版「Microsoft Edge」が正式公開、実際に使ってみるとこんな感じ - GIGAZINE
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