くるっと回して差込口を有効活用＆USBポート2基でスマホ充電も可能な電源タップ「700-TAP020 Rotating Power Tap」レビュー

家電製品メーカーのサンワサプライが、くるっと回すことで複数のアダプタを干渉させずに挿すことができる電源タップ「700-TAP020 Rotating Power Tap」をリリースしています。サンワサプライの直営通販サイトがTwitterで再販売を告知したところ、3万件以上のリツイートと8万件以上のいいねを集めたこの700-TAP020 Rotating Power Tapを実際にゲットできたので、どんなものか触ってみました。

700-TAP020 Rotating Power Tapのパッケージはこんな感じ。

中身は取扱説明書と本体のみ。

本体を袋から取り出したところ。

タップ部分の大きさは長さ約33cm×幅約5cmで、長辺143.6mmのiPhone Xと並べるとこんな感じ。コンセントの差込口部分は全部で6口となっています。

タップ部分の高さはおよそ5cm。

タップ部分の裏にはスペックが書かれたシールが貼られていました。定格電圧はAC100～125V、定格入力容量は40VA、定格出力電圧はDC5V、定格2次電流は合計で3.4A。

コード部分も含めた重さは、実測でおよそ650gでした。

本体の根元には一括で電源をオフにできるスイッチと、雷ガード機能を示すインジケーター。スイッチの感触はやや浅めで、やや心許ない印象です。

コンセント部分はそれぞれ左右90度まで回転可能で、45度ずつ動かすと、パチッという音と共に角度が定まります。

そして、端にはUSB Type-Aポートが2つ。合計で3.4Aまで出力可能とのこと。

コードの長さはおよそ180cm。

差込プラグはこんな感じ。電極の根元には漏電防止の絶縁カバーがついています。

また、電極部分は自由に動くようになっているので、狭い場所にあるコンセントにも挿すことが可能になっています。

電源タップを使っていてよく起こるのが、ACアダプタと一体化した差込プラグを挿す場合、ACアダプタの大きさによっては隣接するコンセントに干渉してしまい、結果として電源タップに挿せるプラグの本数が減ってしまうということ。

しかし、タップ部分を回せば……

以下の画像のような感じに、干渉し合うことなくプラグを挿すことが可能になります。なお、プラグを挿せるのはコンセント部分が水平あるいは垂直の状態のみ。タップのコンセント部分は45度ずつ動きますが、斜めの状態ではホコリなどの侵入を軽減するコンセントシャッターが発動するため、プラグを挿すことは不可能となっています。

今度はUSBポートにケーブルを挿して、Pixel 3a XLとiPhone Xを充電してみました。同時に接続してみたところ、どちらも充電中の状態となりました。

COOWOO USB電流電圧トリガー メーターで通電状態を確認してみました。Pixel 3a XLの場合はおよそ5V・0.70～0.77Aで安定。

iPhone Xの場合はおよそ5V×1～1.25Aといったところ。

回転させれば大きなACアダプターでも連続して挿せるので、さまざまなガジェットの充電を1つにまとめたいという人におすすめ。

700-TAP020 Rotating Power Tapは、サンワサプライ直営のサンワダイレクト本店で、税込3980円で購入可能。送料はサンワダイレクト本店負担となり、無料です。

電源タップ（USB2ポート付・合計最大3.4A出力・6個口・回転式・iPhone/iPad/スマホ/タブレット充電・1.8m・コンセントタップ・ホワイト） 700-TAP020の販売商品 | 通販ならサンワダイレクト

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