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コンテンツの「発信力」が必要な時代に最適な「GIGAZINEマンガ大賞」2020年6月度募集開始


2018年1月より募集を開始しているGIGAZINEマンガ大賞では、毎月の末を締切に設定し、応募いただいた月の翌月に審査、選考通過の場合は遅くとも翌々月には応募者に連絡、という形をとっています。そのため告知は毎月初めに行い、応募者には月ごとのページを参照してもらっていましたが、より募集要項やGIGAZINEマンガについて確認しやすいように「GIGAZINEマンガ大賞専用サイト」を計画中です。お披露目はまだ少し先になりますが、サイトの構築がどのような目的や意図で進められているのかというポイントを本記事でまとめてみました。

◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項はこちらから


募集要項は既に読んだのでとにかく応募!という人は応募フォームからお願いします。

◆原作脚本募集要項はこちらから


小説や脚本形式で応募しようと考えている人は、上記リンクから募集要項をご確認ください。


◆さまざまな過去の経験から「マンガ大賞専用サイト」構築のために考慮したポイントまとめ
GIGAZINEマンガ大賞の専用ページはWordPressで作成しています。WordPressには自分でサーバーとドメインを設置して運用する「WordPress.org」と、WordPress公式のサーバーを使う「WordPress.com」の2種類があります。GIGAZINEではすでに複数のサーバーを管理しているのですぐにクラウドで増やせるのですが、WordPressに複数人がログインして編集を行う場合を考えると割とパワフルなサーバーを用意しなければならず、なおかつ今後も定期的に更新すると言ったメンテナンスと運用の手間を考え、価格・速度・管理・更新の安定などの要素のバランスを重視し、「WordPress.com」を選択することにしました。


WordPress.comの「ビジネス」プラン以上の場合、テーマをアップロードしてインストールすることが許可されています。WordPressで使えるテーマを販売するThemeForestから、Avadaというテーマファイルを選択。


Avadaを選択した理由のひとつが、Avadaを構築するための「Fusion Builder」に含まれるパーツが充実している点。Fusion Builderではこれらのコンテンツをドラッグ&ドロップすることでページを構築できるため、充実したパーツにより多数の機能を便利に配置することが可能です。


また、Avadaは自社製のページビルダーを独自に搭載しているため、1箇所カスタムするとほかのパーツ全部に一気に適用できる機能があったり、デモページを丸ごとインストールする機能を統合していたり、APIまで完備していたりと、とにかく「やろうと思えばなんでもできる」テーマです。


Avadaでは60を超えるデモページを利用することができます。デモをインストールすることで、参考にしたいページデザインをそのまま下敷きにして、多機能なページを初心者でも作りやすいようになっています。今回は「Landing Product」というスマートフォンや各種ガジェットの新商品紹介ページなどで使われているデモページをインストールしています。


Avadaをテーマに採用した理由のふたつめは、公式のサポートが充実していた点。Avadaテーマを導入するまでのガイドが細かく示されているほか、各種操作のマニュアルが示された公式のドキュメントが以下のスクリーンショット画像を見ればわかるようにとにかく大量に用意されています。これらはテーマファイルを買うとついてくるものではなく、買う前にあらかじめチェックできるため、ドキュメントが参考にできるかどうかを事前に確かめることができるのも利点。


また、Fusion Builder Liveという機能を使うことで、より視覚的にページを編集することができます。画像のように、実際のページの見え方を確認しながら「テキスト」「ヘッダー」「スライダー」などの各ブロックごとに編集を加えていけるので、手探りしながらページを構築していくことが可能です。


単純にサイト1つを作るにしても、継続的に運用することを考えた場合、これまでGIGAZINEを20年近く運営してきたスキルが活かせると考えています。実際にどのようなサイトになるのかは乞うご期待。

◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項


・GIGAZINEでマンガを連載すると……?
・完全リモート&作業タイミングもお任せ

・連載マンガはGIGAZINEに掲載されるから、とにかくまず読んでもらえる


・厳密な締切はなくスケジューリングしやすい

・ジャンルやターゲットの制限なし、面白ければなんでもOK

・色塗りや背景を任せられるアシスタント完備(自費の必要はありません)

・まだ若いレーベルのため、ベンチャー企業のように意見や要望が通りやすい!

などなど。ほかにも「これはどうなの?」ということがありましたらこちらをクリックしてなんでもお問い合わせしてください。

・基本条件:
・スマホでも読めるのが前提(見開きナシ、縦スクロール基準)


・フルカラー、フルデジタル(白黒の場合は「原作」として扱います)

・ジャンル自由で「第1話」の完成原稿とそのメイキング資料であること。メイキング資料はキャラクターデザインや設定のほか、ストーリー全体のあらすじを200~800文字程度の範囲でお送りください。応募内容に不足があると審査が進められない場合がありますので、予めご了承ください。


・原稿フォーマット:
縦横比率・ファイルサイズ・解像度は「姫とゲーマー」を参考にして下さい。

・原稿枚数:
自由。何ページでもOK。

・その他:
・既に自分で他メディアやプラットフォームにて発表済みの一次創作OK

・雑誌には掲載されたが単行本化されなかったor途中でやんごとなき事情で打ち切られてしまったという作品もOKです。あきらめないでください。

・「作画のみ」はポートフォリオのURLや作品集を見せていただければOK。第1段階審査通過分については第2段階審査で実際にお試し原作で描いてもらい、通過後、最終段階の投票審査に回します。

・締切日:
2020年6月30日日曜日、23時59分59秒


・審査プロセス:


編集部による1次選考後、以下のような審査プロセスを予定しています。

第1段階:GIGAZINEシークレットクラブメンバーだけが閲覧可能なクローズド環境による評価+編集部によるメイキング資料を含めた評価

第2段階:より連載を意識した形式で、「第1話原稿」や「最終話までのプロット」など必要事項を追加作成いただいた上での審査。ここまで進出した段階で、ほぼ何かしらの形で連載を約束します。

最終段階:連載形式の原稿にて、GIGAZINE編集長による審査+GIGAZINEシークレットクラブメンバーによる評価+GIGAZINEで連載中の作家などゲスト審査を行い総合的に大賞受賞者を決定します。また、最終段階に残った時点で連載は確約いたします。

・報奨:

2020年3月からGIGAZINEマンガが新展開することを記念して、賞金額を含めた報奨が以下のように一新されています。「どこまで進んだら連載できるの?」というところも含めて明確化しているので、ぜひお見逃しなくお願いします。矢印の左側が従来の設定、右側が2020年3月度からの報奨です。

1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員:
賞金1万円 → 賞金3万円

第2段階進出:
追加で賞金2万円 → 追加で賞金2万円+連載に向けて担当編集がつきます

最終段階進出者:
賞金は入賞・大賞選出時のみ → 最終段階進出時点で追加賞金5万円(計10万円)+応募作品をブラッシュアップした上での連載確約

入賞:
賞金5万円 → 賞金10万円+連載確約

大賞:
賞金10万円 → 賞金50万円+応募作品そのままで連載確約

・応募作品の選考結果
最初の第一段階審査に進んでいただく作品については、応募月の翌月末までに応募時のメールアドレスへ審査の詳細についてご連絡差し上げます。
それ以外の場合、審査結果の通達は基本的に行っておりませんのでご了承下さい。

・受賞後の流れ
GIGAZINEで連載形式で掲載を終えた後、電子書籍化しAmazonで販売します。それぞれ規定の原稿料・ロイヤリティをお支払いします。電子書籍の販売・宣伝もGIGAZINEが責任を持って行います。

・質問受付フォーム:
応募するにあたっての疑問点があればこちらをクリックしてお問い合わせしていただければ大丈夫です。同じような質問が続く場合はFAQとしてまとめますので、ご理解とご協力をお願いします。

・マンガ大賞応募フォーム:

こちらをクリック



◆原作脚本募集要項


第1話原稿に加えて、1話から最終話までのプロット(あらすじ)を合わせて用意してください。あらすじは作品全体の流れを詳細に、100字~800字でまとめて原稿の最初のページに記載をお願いします。

・1次審査では単純な話の面白さと1話の完成度を見ます。2次審査から最終審査に進んだ場合は、実際にマンガ原作を作成することを意識した「ト書きの脚本を最終話までコンスタントに作成できるか」を審査します。

・「原作のみ」で文字のみの応募の場合は、Googleドキュメントに本文を貼り付けた後、共有リンクのアドレスを応募フォームに記載してもらえれば大丈夫です。その場合、応募後にドキュメントの編集は行わないようにお願いします。

応募フォームはこちらをクリック


マンガ大賞の選考フローには「GIGAZINEシークレットクラブ(GSC)・クローズド審査」があります。GSCメンバーの人はもちろん、まだメンバーじゃないよという方も、ぜひこの機会にGSCの一員となって、未来の名作の誕生に立ち会ってください。GIGAZINEシークレットクラブへの登録はこちらから。

それでは、クリエイターの皆さまの応募を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。

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in マンガ,   ピックアップ, Posted by log1e_dh

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