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Googleマップに「車椅子対応の場所」が一目でわかる機能が追加される


行ったことのない場所について、「車椅子で入れるかどうか」「車椅子対応のトイレがあるかどうか」を知ることは困難であるため、「実際に行ってみたら車椅子では入れなかった」といった問題を車椅子利用者は抱えてきました。こういった問題を解消するため、Googleマップに「Accessible Places(車椅子対応の場所)」機能が新たに実装されました。

Google Japan Blog: Google マップで車椅子対応の場所を簡単に探せるようになりました
https://japan.googleblog.com/2020/05/google.html

Find wheelchair accessible places with Google Maps
https://www.blog.google/products/maps/wheelchair-accessible-places-google-maps/

世界中に1億3180万人いると推定されている車椅子利用者は、「目的地が車椅子に対応しているかどうかがわからない」という問題を抱えています。Googleが新たに追加した「車椅子対応の場所」機能をオンにすると、以下の画像のように「車椅子アイコン」で車椅子対応の場所を分かりやすく示してくれます。


詳細情報欄には店舗内の「トイレ」「座席」「駐車場」「入口」などの各設備が車椅子に対応しているかどうかも記載されます。


車椅子対応の場所機能をオンにするには、以下のように「設定」から……


「ユーザー補助設定」を選択して……


「車椅子対応の場所」のトグルボタンをタップすると、「車椅子対応の場所」機能を有効化できるようになる予定。「車椅子対応の場所」機能は日本、アメリカ、イギリス、オーストラリアのGoogleマップユーザーから順次提供が開始されるとのことですが、実際に確認してみたところ、編集部の端末では記事作成時点では未実装となっていました。


Googleマップは全世界では1500万を超える場所、日本では100万を超える場所に関するバリアフリー情報が掲載されています。Googleは「車椅子対応の場所」機能は、バリアフリー情報の共有を手軽にするもので、車椅子利用者、ベビーカー利用者、高齢者、配達員などの人々の役に立ち、そういった人々が店舗で立ち往生している状況を減らしてくれると述べています。

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in モバイル,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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