YouTubeのトレーニング動画を共有して一緒に運動&互いを見張ることが可能な「co-train.space」を使ってみた
新型コロナウイルス(COVID-19)対策として自室に引きこもって生活している人も多いはずですが、長い間外出せずにいることの問題は、運動量がガクンと落ちてしまうこと。だからといってなかなか重い腰が上げられない……という人にオススメなのが、YouTubeのトレーニングムービーを人と共有して一緒に運動することが可能なネットサービス「co-train.space」です。運動不足を何とかしたい……!ということで、実際に使ってみました。
co-train.space | Exercise together
https://www.co-train.space/
co-train.spaceはYouTubeにアップされているムービーを共有し、離れている場所にいる人と一緒に運動できるというネットサービス。ブラウザはGoogle Chrome以外だとうまく動かないことがあるので注意です。
共有したいムービーが決まっている場合は「START TRAINING」をクリック。
「Enter link to Youtube video」という表示が現れるので、テキストボックスにURLを入れて「START WORKOUT!」をクリック。今回はかつて大流行を巻き起こしたビリーズブートキャンプのムービーを使ってみます。
以下のようなページが開き、カメラとマイクの使用許可を求められるので「許可」をクリック。
すると、画面右上に自分のカメラが写した部屋の様子が映し出されました。
次に「COPY INVITE LINK」をクリック。これで開いているページのURLがコピーされるので……
メールなどでムービーを共有したい人にそのURLを送ります。
相手がURLを開いたら、以下のように画面右側に自分と相手のカメラが捉えた様子が映しだされます。動画を共有するには、まず2人ともが「CLICK TO START」を押します。
ページを作成した「ホスト」がムービーを再生すると、招待された「ゲスト」側のムービーも再生されます。ホストがムービーの途中から再生した場合も、その内容が相手の画面にそのまま反映されるので、「いっせーの!」でムービーを再生しなくてもきちんと同期されるのはいいところ。
あとはひたすらトレーニングを行えばOK。
またco-train.spaceのトップページには「Warm up」(ウォームアップ)、「For beginners」(初心者向け)、「Full body workout」(全身運動)の3つのカテゴリにわかれたサンプルムービーも公開されているので、まずはこれを使ってみてもOK。ウォームアップムービーの1つをクリックしてみます。
使い方は先ほどと全く同じ。実際にやってみたところ、最初のうちはトレーニングの動きがわからず、オロオロしましたが……
徐々にムービーと参加者2人の動きがシンクロしてきました。
ウォームアップムービーはいずれも5分程度。ウォームアップなので「キツい」と感じるほどではないものの、体がポカポカと温まってきます。
互いの映像を共有しているので、サボっているとすぐにバレてしまうのも、互いに頑張るための励みになります。
なお、ムービーが再生されている時は、参加者の声は相手に届きません。励まし合うことはできないものの、うめき声などを相手に聞かれることがないので、思いきりトレーニングに集中することができるともいえます。
実際に使ってみたところ、互いの全身を映そうと思うとカメラからある程度離れる必要があるので、画面に写っている相手やYouTubeムービーの内容が小さくなってしまうというのはやや難点。大きなスクリーンやテレビ画面などを通じてトレーニングするのがよさそうだと感じました。また、co-train.spaceで公開されているムービーとビリーズブートキャンプの両方をやったところ、ビリーズブートキャンプの方が正面を向いた状態で行えるトレーニングなので画面確認がしやすく、さらにいろんな角度からポーズを映してくれるのでわかりやすいことがわかり、流行するだけあるな……と納得。家にこもりっぱなしで「運動したい……」という気持ちはあるものの、1人だとどうしても重い腰を上げられないという人には持ってこいのお役立ちツールなので、YouTubeのムービーをいろいろ試してみるのがよさげです。
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