友だちと一緒に仮想空間でYouTubeのムービーを見られるウェブアプリ「DJ3D」を使ってみた
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本でも緊急事態宣言が発令され、人と人との接触を最低7割、極力で8割削減することが求められています。気軽に友人と会うことすらできない状況ですが、ウェブアプリの「DJ3D」を使えば、YouTubeのムービーを友人と一緒に仮想空間で見ることができます。
DJ3D
https://dj3d.io/
公式ページにアクセスして、「Click To Start」をクリックするとDJ3Dがスタートします。
実際のDJ3Dの画面はこんな感じ。3D空間上に自分のキャラクターが表示されており、背景には大きなスクリーンでムービーが映し出されています。自分のキャラクターは、WASDキーで前後左右に移動、スペースキーでジャンプ、Shiftキーで走るといった各種動作が可能です。
マウスを動かすと視点が動きます。なお、起動時に最初に流れるムービーは、「Lofi hip hop mix - Beats to Relax/Study to [2018]」というムービーです。
DJ3Dは、同じ仮想空間にみんなで集まってムービーを一緒に鑑賞するというウェブアプリです。Escキーを押すと、画面上にマウスカーソルが表示されるようになるので、左下の「Create Room」をクリック。
すると、赤枠部分に「自分のキャラクターが今いる部屋」のURLが表示されます。友だちを呼びたい場合は、このURLを共有すればOK。
共有したURLに誰かがアクセスすると、以下のように部屋の中のアバターが増えます。
部屋で流すYouTubeのムービーを変更したい場合は、画面下部の「Paste Youtube URL」という入力欄に見たいYouTubeムービーのURLを入力して「Play Now」をクリックすると……
そのムービーが壁面に映し出されます。
中央下部のシークバーでは、再生時間の指定や音量の変更ができます。
DJ3Dにはテキストチャット・ボイスチャット機能がないため友だちと感想を言い合うことはできませんが、友人と一緒に映画を見るかのような疑似体験が可能なウェブアプリになっています。
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