16年ぶりに中身も見た目も大リニューアルしたサントリーの緑茶「伊右衛門」を新旧で飲み比べてみた
創業200年以上という京都の老舗茶舗「福寿園」の茶匠厳選の茶葉を使ったサントリーの本格緑茶ブランド「伊右衛門」が、2020年4月14日(火)にリニューアルすると発表されました。ラベルデザインやボトルの形状などといった見た目だけではなく、「淹れたてのような緑茶」を意識して中身も大きく刷新されたとのこと。果たしてどれだけ変わっているのか、従来の伊右衛門と飲み比べてみました。
サントリー緑茶「伊右衛門」発売以来最大のリニューアル | ニュースリリース | サントリー食品インターナショナル
https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0957.html
リニューアルした伊右衛門(容量525ml)のペットボトルはこんな感じ。
従来の伊右衛門(右、容量600ml)と並べたところが以下。節目とくびれがついたボトルに青竹のようなラベルが巻かれ、白いのれんが描かれたデザインだった従来の伊右衛門と打って変わり、リニューアル後の伊右衛門は黄緑色のラベルに商品タイトルと「茶」のマークが書かれた比較的シンプルなデザイン。ラベルの面積も狭くなったことで、ボトルに入っているお茶の色がよく分かるようになっています。
また、リニューアル後の伊右衛門のペットボトルは円柱型ではなく、四角柱型。そのため、ボトルが倒れてもコロコロとどこかに転がってしまう心配はなさそうです。
品名は緑茶。表示されている原材料名のうち、「酵母粉末」はリニューアルで初めて追加されたもの。公式サイトによると、本来緑茶は入れてから時間が経過すると色が茶色く変化してしまうものの、酵母粉末を使うことで、淹れたての緑茶のような鮮やかな緑色を保つことに成功しているそうです。
グラスに注いでみると、確かにリニューアル後の伊右衛門(左)は、従来(右)にくらべて薄い色合いで、緑色に近い印象を受けます。
まず従来の伊右衛門を飲んでみます。記事作成時点でゲットできた伊右衛門は冬仕様で「炙り茶葉入り」となっており、緑茶というよりもほうじ茶に近いような香ばしさが感じられます。緑茶特有の苦味と渋みの裏にしっかりと茶葉の甘みもあり、飲んだ後にふっと緑茶の香りが鼻を抜けていきます。
続いてリニューアル後の伊右衛門を飲んでみたところ、緑茶の苦味と渋みはわずかにマイルドになり、口当たりがまろやかになっているように感じました。また、緑茶の香りもより鮮やかになっている印象。試飲した編集部員からは「従来の伊右衛門と比べて、リニューアル後の方が上品な感じがあり、より煎茶らしい雰囲気がある」というコメントがあった一方で、別の編集部員からは「リニューアル後は緑茶の渋みがマイルドで、薄く感じてしまって物足りない」という意見もありました。
なお、リニューアル後のボトルには、ラベル裏に縁起の良い絵柄が配されているとのこと。実際にリニューアル後のボトルのラベルをめくってみると、ボトル側面中央にだるまの刻印がありました。
新しい伊右衛門は2020年4月14日(火)から、525ml(税別140円)と2L(税別350円)、350ml(税別120円)、280ml(税別115円)が全国のスーパーや小売店で、525ml(税別140円)が全国のコンビニエンスストアや交通売店で、500ml(税別140円)と435ml(税別124円)が全国の自動販売機で購入可能です。
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