ソフトウェア

VR空間にLinuxのデスクトップを表示して作業可能なオープンソースソフトウェア「Simula」


エンジニアのGeorge Singer氏が、VRゴーグルでデスクトップを表示できるLinuxのウィンドウマネージャー「Simula」をGitHub上で公開しています。

GitHub - SimulaVR/Simula: Linux VR Desktop
https://github.com/SimulaVR/Simula

実際にSimulaを使って作業するとどんな感じなのかは、以下のデモムービーで確認できます。

Hacking on Simula (in Simula): Implementing proper window resizing - YouTube


VRヘッドセットを頭に装着して……


Simulaを起動。SimulaはゲームエンジンのGodotを用いて開発されています。


LinuxのデスクトップがVRで表示されました。


ターミナルを表示してプログラミングを行うSinger氏。


ウィンドウを複数表示した場合は、作業したいウィンドウの方向に顔を向けることで、ウィンドウを自分の正面に表示することが可能。


下部にウィンドウを表示することもできますが、下を向いて作業することになり、少し苦しそうです。


VRヘッドセットがカメラを搭載していれば、手元のキーボードをVR空間に表示することもできるとのこと。


Simulaを使用するには、HTC Viveなど、Linuxで動作するSteamVRに対応したVRヘッドセットを用意する必要があります。

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in ソフトウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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