レビュー

Nintendo Switch版「KUNAI」で表情豊かな忍者ロボを駆使して縦横無尽の爽快感溢れる横スクロールアクションをぶちかましてみた


人類は滅亡の危機に陥り、ロボットが支配者となった世界で、巧みに忍具を操る忍者ロボットが反旗を翻す「KUNAI」のNintendo Switch版が2020年2月6日(木)から登場しています。懐かしさを感じるドット絵の横スクロール探索型アクションゲームですが、忍具を駆使したスピード感あるアクションが特徴となっているとのことで、どんなゲームなのか早速遊んでみました。

Nintendo Switch|ダウンロード購入|KUNAI
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000022720

Steam:KUNAI
https://store.steampowered.com/app/1001800/KUNAI/

スタート画面には死屍累々たるロボットたちのてっぺんに立つ主人公の「トビー」が描かれています。「ゲームを始める」を選ぶとゲーム開始。


ストーリーをざっくり説明すると、ある科学者の手によって邪悪なロボットが世界にはびこり、人類は滅亡寸前にまで追いやられてしまいました。


人類滅亡の危機を救う「希望」が、古代の戦士の魂を封じ込めたロボットである主人公、トビーというわけ。以下の赤いカプセルのようなものに入れられているのがトビーです。


研究所のような場所で、カプセルにヒビが入り……


中からにっこり顔の主人公、トビーが登場。戦士の魂が宿っているとは思えない表情です。ゲーム内では「タブレット」と呼ばれることから、四角い顔はおそらくタブレット。


カプセルから飛び出したトビーは、近くにあった謎の刀に心ひかれます。


心の赴くままに刀をゲット。にっこり顔が打って変わって、りりしい顔つきに変わります。


実際に刀をブンブン振り回しているトビーは以下のムービーから確認できます。デフォルトでかなり素早く動けるので、スピード感のあるプレイができます。

コミカル顔の忍者ロボットが世界を救うNintendo Switch版「KUNAI」で刀をブンブン振り回してみた - YouTube


この刀で敵をバッサバッサ切り倒し、まずは研究所からの脱出を目指します。一部が赤色に染まったロボットが敵です。


敵をズバッと切り伏せると、爆発して木っ端みじんになりました。爆発のアニメーションが派手なので、かなり爽快感があります。


敵を蹴散らし、研究所から脱出したトビーは町にたどり着きます。


一部が青色のロボットは味方です。町にいたロボットから「レジスタンスのキャンプ」へ行って、レジスタンスになることを勧められました。レジスタンスとなり、邪悪なロボットたちと戦うのがトビーの目的となります。


冒険の中で、刀以外にもさまざまな武器やアイテムが登場します。基本的に忍者っぽいアイテムが多く、ゲームタイトルになっている「くない」ももちろん登場します。


くないをゲット。


くないはゴム製のロープのようなものにくくりつけて使用するようで、ゲーム中では主に攻撃ではなく移動のために使います。天井に刺してぶらさがったり……


壁に刺して高いところに登ったりできます。


くないを駆使して壁を登ったり、足場から足場へ飛び移ったりしている様子は以下のムービーでも確認できます。

忍者ロボットが縦横無尽に駆け巡るNintendo Switch版「KUNAI」でくないを駆使してぴょんぴょん飛び回ってみた - YouTube


手裏剣もあります。


手裏剣は謎の技術によって帯電しており、敵をマヒさせて動きを数秒止めることができます。


さらに、手裏剣はマヒ効果を与えるだけでなく、スイッチを作動させるトリガーにもなっています。赤枠のスイッチに手裏剣を投げると、ドアをあけたり仕掛けを作動させたりすることが可能。


くないで壁を登り、手裏剣でスイッチを作動させ、刀で敵を切り倒すなど、3つの忍具を駆使してボスと戦う様子は以下のムービーから確認できます。

刀や手裏剣で悪のロボットを倒すNintendo Switch版「KUNAI」でボスに挑んでみた - YouTube


画面の左上に表示されているのは、上が体力、下が持っているコインの枚数です。


体力が0になると死んでしまいます。


死んでしまうと前回のセーブ地点からやり直し。セーブは以下のポッドのようなところで行えます。なお、死んでしまっても獲得したアイテムや倒したボス、押したスイッチなどは記録されたままなので、わざと死んで前回のセーブ地点にワープするデスルーラ的なテクニックも使えます。


KUNAIには「○回死んだらゲームオーバー」というようなルールや、所持金が減るといったペナルティはありません。アリの巣のごとく広いエリアもあるので、あえて死んで移動時間を短縮するのも一つの手です。


敵を倒したり、障害物を壊したりするとコインをゲットできます。


コインは刀やくないなどのアイテムをパワーアップするために使います


コインを使って鍛冶屋で武器を鍛えることも可能。


また、コインはフィールドのあちこちにある宝箱からもゲットできます。宝箱にはコイン以外にも、トビー用の見た目を変更する帽子などが入っています。


新しい帽子に目を輝かせるトビー。


かぶるとこんな感じ。輪郭が変わると別のキャラクターのように見えます。


また、刀を振るとかなり険しい表情を見せてくれるトビーは、いろんな場面でバリエーション豊かな表情を見せてくれるので、見ていて飽きません。


顔文字みたいなにっこり顔もしてくれます。


基本的には、誰かから目的地を指示される→目的地で新アイテムを手に入れる→ボスを倒す→新アイテムで次のステージの扉を開く、という王道の展開を何度も繰り返しながら物語が進んでいきます。マップが広く、隠し通路や隠し宝箱などが多く配置されているので、本来の目的を忘れて寄り道に時間を割いてしまうこともしばしば。戦闘のエフェクトが派手で、トビーの表情もロボットと思えないほど豊かなので、ビジュアルにかなりこだわりを感じるゲームになっていました。

「KUNAI」は、Nintendo SwitchおよびSteamで、税込1775円でダウンロード購入できます。

Nintendo Switch|ダウンロード購入|KUNAI
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000022720

Steam:KUNAI
https://store.steampowered.com/app/1001800/KUNAI/

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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