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「GIGAZINEマンガ大賞」2020年2月度募集開始&トップ画メイキングはこんな感じ


2020年はうるう年です。4年に一度訪れる「2月29日」というものは、つじつまを合わせるためのとても人工的な、どこか物語的な作為を感じます。自然とそこにあるようで人工的な「時間」というものに思いをはせつつ、「GIGAZINEマンガ大賞」の締め切りは毎月訪れますので、改めてこちらにも注目してください。

2020年1月には、2019年から連載していたフルカラーコミック「魔道書交換日記」が大団円を迎え、近い内に単行本もリリース予定です。単行本のお知らせの際には、またチェックしていただけますと幸いです。


◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項はこちらから


募集要項は既に読んだのでとにかく応募!という人は応募フォームからお願いします。

◆原作脚本募集要項はこちらから


小説や脚本形式で応募しようと考えている人は、上記リンクから募集要項をご確認ください。


◆2020年2月度GIGAZINEマンガ大賞トップ画イラスト
2020年2月度のトップ画イラストはかわくさんにいただきました。かわいらしくも妖艶な鬼の少女と、華やかに彩られた花と鳥が、季節を感じさせて風流でキレイな一枚です。



以下はイラストのメイキングになります。

かわく「2月のトップイラストということで、節分から鬼のキャラクターにしようとラフを描きました。花札の2月『梅にウグイス』から着想を得ました。ウグイスを大きいサイズで描きたかったので、キャラクターを小人サイズにしてみました。うぐいす餡のお団子を食べています」


かわく「同じく節分から鬼のキャラクターで、2月はまだ寒いことから雪と傘を描きたいと思いました」


かわく「チェックバックを元にラフを描きなおしました。必要なもののみにしぼり、画面に奥行きが出るようにしました」


かわく「ラフでは大まかに描いていた部分のデザインを決定しながら線画を描いていきます。鉛筆のような線に見えるブラシを自作して使用しています。背景は線画なしのためキャラと鳥のみです」


かわく「作業しやすいように色でレイヤー分けをしました。色ごとに塗りあげていくタイプなので、バラバラにならないよう統一感を意識しながら塗っていきます」


かわく「とりあえず全てのパーツを塗り終えました。修正ラフのとおり、手前の花と奥の木々をぼかしてキャラクターにピントがあっているように見せました」


かわく「光の効果を入れたり所々に色をかぶせて自分の気にいるようになるまで微調整します。最後に自作の砂のようなテクスチャを貼り質感を加えたところで完成です」



◆大賞募集記事のトップ絵・イラスト募集


この記事に掲載しているような「トップ絵」のイラストを募集しています。以下の募集要項をご確認のうえ、応募フォームからご連絡ください。

・内容:
毎月初頭に掲載する「GIGAZINEマンガ大賞」募集記事トップに掲載されるイラスト、通称「トップ絵」

・用途:
「GIGAZINEマンガ大賞」の宣伝・広報用にメイキング含めて使用します。
具体的にはGIGAZINE上での「GIGAZINEマンガ大賞」募集告知記事、並びにその告知記事のツイートなどSNS上での利用、となります。
また、以下のように複数の作品を集めた電子書籍をAmazonのKDP上で保存・頒布します。

イラストにリテイクを入れる「プロの見方」がよくわかる GIGAZINEマンガ大賞「トップ画」イラスト集 2019年度版 | Kindleストア | Amazon


・権利関係:
著作権譲渡の必要はなく、「GIGAZINE上への掲載」「GIGAZINEマンガ大賞の宣伝&広報用の利用」「電子書籍への収録」の3つを許諾いただく形になります。

・納期:
希望納期を伺った上で、「何月分のイラストか」も含め相談させていただきます。

・工程:
「ラフ案」チェック→「線画」チェック→「彩色」チェック→「完成」チェックで予定しています。
リテイクは回数によって追加で報酬を計算します。
もし上記以外のプロセス・工程を希望する場合はそちらを優先しますので、フォームの「その他の連絡事項」に記入してください。

・報酬:
応募フォームに希望する報酬金額を明記して下さい。クオリティレベルごとに変化する場合は、その旨や参考となる画像リンクなど貼り付けていただけると幸いです。

・実績公開・個人制作の同人誌、商業画集などへの掲載可否:
著作権の範疇での利用制限はもちろんありませんので「掲載可」です。その際、「初出掲載時のGIGAZINE記事へのリンク」「GIGAZINEマンガ大賞のために描かれたという旨」を付記していただければとってもうれしいです。

・大賞募集記事のトップ絵・イラスト自薦応募フォーム:
ここをクリック(最初の選択肢で「GIGAZINEマンガ大賞募集記事のトップ絵・イラスト」を選んで下さい)


◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項


・GIGAZINEでマンガを連載すると……?
・完全リモート&作業タイミングもお任せ

・連載マンガはGIGAZINEに掲載されるから、とにかくまず読んでもらえる


・厳密な締切はなくスケジューリングしやすい

・ジャンルやターゲットの制限なし、面白ければなんでもOK

・色塗りや背景を任せられるアシスタント完備(自費の必要はありません)

・まだ若いレーベルのため、ベンチャー企業のように意見や要望が通りやすい!

などなど。ほかにも「これはどうなの?」ということがありましたらこちらをクリックしてなんでもお問い合わせしてください。

・基本条件:
・スマホでも読めるのが前提(見開きナシ、縦スクロール基準)


・フルカラー、フルデジタル(白黒の場合は「原作」として扱います)

・ジャンル自由で「第1話」の完成原稿とそのメイキング資料であること。メイキング資料はキャラクターデザインや設定のほか、ストーリー全体のあらすじを200~800文字程度の範囲でお送りください。応募内容に不足があると審査が進められない場合がありますので、予めご了承ください。


・原稿フォーマット:
縦横比率・ファイルサイズ・解像度は「姫とゲーマー」を参考にして下さい。

・原稿枚数:
自由。何ページでもOK。

・その他:
・既に自分で他メディアやプラットフォームにて発表済みの一次創作OK

・雑誌には掲載されたが単行本化されなかったor途中でやんごとなき事情で打ち切られてしまったという作品もOKです。あきらめないでください。

・「作画のみ」はポートフォリオのURLや作品集を見せていただければOK。第1段階審査通過分については第2段階審査で実際にお試し原作で描いてもらい、通過後、最終段階の投票審査に回します。

・締切日:
毎月末、23時59分59秒


・審査プロセス:


編集部による1次選考後、以下のような審査プロセスを予定しています。

第1段階:GIGAZINEシークレットクラブメンバーだけが閲覧可能なクローズド環境による評価+編集部によるメイキング資料を含めた評価

第2段階:より連載を意識した形式で、「第1話原稿」や「最終話までのプロット」など必要事項を追加作成いただいた上での審査。ここまで進出した段階で、ほぼ何かしらの形で連載を約束します。

最終段階:連載形式の原稿にて、GIGAZINE編集長による審査+GIGAZINEシークレットクラブメンバーによる評価+GIGAZINEで連載中の作家などゲスト審査を行い総合的に大賞受賞者を決定します。また、最終段階に残った時点で連載は確約いたします。

・報奨:

2020年3月からGIGAZINEマンガが新展開することを記念して、賞金額を含めた報奨が以下のように一新されています。「どこまで進んだら連載できるの?」というところも含めて明確化しているので、ぜひお見逃しなくお願いします。矢印の左側が従来の設定、右側が2020年3月度からの報奨です。

1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員:
賞金1万円 → 賞金3万円

第2段階進出:
追加で賞金2万円 → 追加で賞金2万円+連載に向けて担当編集がつきます

最終段階進出者:
賞金は入賞・大賞選出時のみ → 最終段階進出時点で追加賞金5万円(計10万円)+応募作品をブラッシュアップした上での連載確約

入賞:
賞金5万円 → 賞金10万円+連載確約

大賞:
賞金10万円 → 賞金50万円+応募作品そのままで連載確約

・応募作品の選考結果
最初の第一段階審査に進んでいただく作品については、応募月の翌月末までに応募時のメールアドレスへ審査の詳細についてご連絡差し上げます。
それ以外の場合、審査結果の通達は基本的に行っておりませんのでご了承下さい。

・受賞後の流れ
GIGAZINEで連載形式で掲載を終えた後、電子書籍化しAmazonで販売します。それぞれ規定の原稿料・ロイヤリティをお支払いします。電子書籍の販売・宣伝もGIGAZINEが責任を持って行います。

・質問受付フォーム:
応募するにあたっての疑問点があればこちらをクリックしてお問い合わせしていただければ大丈夫です。同じような質問が続く場合はFAQとしてまとめますので、ご理解とご協力をお願いします。

・マンガ大賞応募フォーム:

こちらをクリック



◆原作脚本募集要項


第1話原稿に加えて、1話から最終話までのプロット(あらすじ)を合わせて用意してください。あらすじは作品全体の流れを詳細に、100字~800字でまとめて原稿の最初のページに記載をお願いします。

・1次審査では単純な話の面白さと1話の完成度を見ます。2次審査から最終審査に進んだ場合は、実際にマンガ原作を作成することを意識した「ト書きの脚本を最終話までコンスタントに作成できるか」を審査します。

・「原作のみ」で文字のみの応募の場合は、Googleドキュメントに本文を貼り付けた後、共有リンクのアドレスを応募フォームに記載してもらえれば大丈夫です。その場合、応募後にドキュメントの編集は行わないようにお願いします。

応募フォームはこちらをクリック


マンガ大賞の選考フローには「GIGAZINEシークレットクラブ(GSC)・クローズド審査」があります。GSCメンバーの人はもちろん、まだメンバーじゃないよという方も、ぜひこの機会にGSCの一員となって、未来の名作の誕生に立ち会ってください。GIGAZINEシークレットクラブへの登録はこちらから。

それでは、クリエイターの皆さまの応募を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。

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in マンガ,   ピックアップ, Posted by log1e_dh

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