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Chrome79安定版リリース、AR・VRへの対応強化やスリープ防止機能などが搭載


ウェブブラウザ「Google Chrome」の最新安定版であるバージョン79.0.3945.79がリリースされました。ウェブサイトからAR・VR体験を提供するためのWebXR Device APIが実装されたほか、PCのスリープを防ぐ機能なども追加されています。

New in Chrome 79  |  Web  |  Google Developers
https://developers.google.com/web/updates/2019/12/nic79

Chromium Blog: Chrome 79 Beta: Virtual Reality Comes to the Web
https://blog.chromium.org/2019/10/chrome-79-beta-virtual-reality-comes-to.html

New in Chrome 79: Maskable icons, WebXR, Wake Lock, and more! - YouTube


・WebXR Device APIが実装
スマートフォンやヘッドマウントディスプレイなどを用いたAR・VRコンテンツをWebブラウザ上で制御するためのWebXR Device APIが実装されました。ウェブ上でVRゲームをしたり、360度映画を見たり、賃貸・購入しようと思っている住宅の様子を確認しやすくしたりなどの利用法が考えられています。


・PC画面を表示したままにする「ウェイクロック」機能が搭載
PCを長い時間操作しなかった場合、ディスプレイが消灯したりスクリーンセーバーが作動したりしますが、そういった画面保護機能を無効化するAPIが搭載されました。開発者はこの機能を利用することで、ユーザーがプレゼンテーションでスライドショーを再生していたり、料理中にレシピサイトを見たりするなど、画面を表示し続けるべき場面でのユーザー体験を向上させることができます。

・rendersubtree属性が追加
Chrome 79ではrendersubtree属性が追加され、ウェブページの一部のレンダリング優先度を下げることが可能になりました。大量のコンテンツを含むスクローラーなど、重要度が低いにもかかわらずレンダリングに時間を取られてしまうコンテンツに「rendersubtree」属性を指定することで、ウェブサイトの他の部分のパフォーマンスが向上します。

・PWAのアイコンがマスク可能かどうかを指定できるように
Android端末にPWAをインストールした際にホーム画面に表示されるアイコンは、これまで周囲に余白が表示されてしまっていました。


Chrome 79で追加される「maskable」プロパティを利用することで、アイコンの中央部分を切り取って表示してくれるようになります。


このほか、Chrome 79には51個のセキュリティバグフィックスが含まれています。

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in ソフトウェア, Posted by log1d_ts

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