Harry Potter books removed from St. Edward Catholic School
https://www.tennessean.com/story/news/religion/2019/08/31/harry-potter-books-removed-st-edward-catholic-school/2168489001/
Harry Potter banned: Nashville Catholic school bans "Harry Potter" book series, citing risk of "conjuring evil spirits" - CBS News
https://www.cbsnews.com/news/harry-potter-books-banned-nashville-catholic-school-bans-series-read-by-a-human-being-risk-conjuring-evil-spirits/
学校図書館からハリー・ポッターシリーズを除外することを決定したのは、テネシー州ナッシュビルにあるカトリック系私立校の聖エドワーズ・カトリック学校です。幼稚園児から中学生までが通うこの学校では、2019~2020年度にかけて新しい図書館が開設されることになっていますが、旧図書館の蔵書だったハリー・ポッターシリーズ全7作は撤去されるとのことです。
by lozikiki
テネシー州の地元メディアThe Tennesseanが入手したメールによると、同地域におけるローマ・カトリック教区の主任司祭であるダン・リーヒル神父は本の撤去について「アメリカとローマの複数のエクソシストに相談した上で決定した」と述べているとのこと。
また、撤去を決めた理由についてリーヒル神父は「ハリー・ポッターシリーズでは魔法が善悪の両面から描かれていますが、これは巧みなうそであり真実ではありません。本で使用されている呪術と呪文は本物です。もし、人間がこの本を読めば、悪霊が召喚される危険があります」と説明しています。
聖エドワーズ・カトリック学校のレベッカ・ハメル校長は「ハリー・ポッターシリーズについて、ローマ・カトリック教会は公式な見解を発表していません。そのため、同書の取り扱いについての最終的な決定権はカトリック学校の各校に委ねられています」と述べて、今回の決定は学校の自治の範囲内であるとの見方を示しました。
実は、ハリー・ポッターシリーズの本が図書館に置かれていることが問題視されたのは、これが初めてのことではありません。アメリカ図書館協会の発表によると、ハリー・ポッターシリーズの本は2001年から3年連続で「最もクレームが入った本トップ10」に名を連ねており、かねてから物議を醸してきたことがうかがえます。
この件を報じたアメリカの放送局・CBS Newsのツイートには、「ナッシュビルだけ19世紀なの?」というツイートや……
Is Nashville a portal to the 19th century?
— HalJordan (@HalJordanstar)
「誰か『フィクション』という言葉の意味を思い出させてあげて」
Someone needs to remind them what the word “fiction” means.
— Mad Grampa (@GrampaHarold)
「親愛なるダン・リーヒル神父様。魔法は実在しません」
「『人間が読めば』って、ほかに誰が読むんだ!?」といった困惑した様子のツイートが寄せられています。
"If read by a human being" who else would be reading it!?
— Creatures by nagy ????️ (@creaturesbynagy)
中には、「女性を殺したり、胎児を母体から引きずり出して岩にたたきつけるような内容を含んだ書物を規制するのを忘れてますよ。聖書っていう本なんですけど」とかなり辛辣なツイートも見受けられました。
Yet books about killing women and cutting the fetus out and smashing it against to rocks, is allowed. Kill a wife/husband/son,but use the daughter as a sex slave. Kill anyone who doesn't agree with your set morals. Kill whoever you are told to. What book? The fucking Bible .
— Solomon Macher (@Solomon_Macher)