「あなたはハリー・ポッターの4つの寮のどれにふさわしいのか」を教えてくれる判定テスト

映画および小説シリーズの「ハリー・ポッター」では、ハリーたちホグワーツ魔法魔術学校に通う生徒は「グリフィンドール」「ハッフルパフ」「レイブンクロー」「スリザリン」の4つの寮に分かれて生活を送ります。映画のワンシーンでも「グリフィーンドール！」「うぉぉぉぉ！」となるように、どの寮に振り分けられるかは生徒にとって重要なイベントとなっているのですが、そんな寮の振り分けをクイズに答えると行ってくれるページがTime紙のサイトに登場しました。

Harry Potter Sorting Hat Quiz: Which House Are You In? | Time
http://time.com/4809884/harry-potter-house-sorting-hat-quiz/

世界最古の新聞といわれるTimeに登場したのは、出題される問題に対して「そう思う」「そう思わない」を7段階で答えることで寮の振り分けを行うという判定テスト。性格診断と同じ手順で振り分けが行われる内容ですが、その中身はきちんとした理論に基づいたものになっているとのこと。判定を始めるためにはページにアクセスして「Let's Start」をクリック。

最初に、この判定テストの意義と意思表示を求められます。このテストでは、単に「どの選択肢を選んだか」だけではなく、出題から回答までの反応が記録され、匿名の状態で記録されるようになっているとのこと。IPアドレスも記録されないようになっているとのことですが、利用者は「上記の研究プロジェクトに貢献するために自分の反応を匿名で提供する」か「結果は知りたいけど個人的な反応は提供したくない」のどちらかにマークを入れて「Take Me to The Quiz!」をクリック。どちらを選んでも判定は利用できます。

ここから数ページにわたり、性格テストのような問題が出題されます。設問は英語で、テストごとに変化しますが、内容は次のようなもの。
「恐怖に襲われても、やりたいことをやり遂げるためにはその場所にとどまり続ける」
「自分の方法を貫くために人をだましたりウソをつくこともある」
「私は共感性が強い、温かい性格である」
「もし何かに不安や心配を感じても、それに直面する、または実行する」
「目的を達成するために、いつも自分を強くプッシュする」
「最小の労力で物事をうまくやり抜ける」
「私は他の人と変わらない普通の人物だ」

「自分の目的を達成するために他人を利用する傾向にある」
「恐怖には立ち向かうほうだ」
「目的達成のためにお世辞を使ったことがある」
「自分の目的を達成するために他人を巧みに操る傾向にある」
「恐怖を与えるものに立ち向かう重要な理由がある場合には、それに立ち向かうだろう」
「他人からは、自分の方が優れているという風に見て欲しくない」
「危険だと思っても物事を行う」

「ミスを見つけるために、自分の作業を何度も見直す」
「私は他人から信頼される、自己規律的な人間だ」
「仕事にあたる時には、自分に高い目標を設定する」
「私は平均的な人よりも尊敬される資格があると思う」
「私はまとまりがない、注意力が乏しい人物だ」
「もし何かに恐怖を感じたとしても、引き下がらない」
「私は批判的で、短気な人物だ」
これらの設問に回答したら「Get Results!」をクリック。

すると結果は「ハッフルパフ」ということに。「グリフィンドール！」を期待していたのでやや微妙な結果でした。下部にはそれぞれの寮への適応度が示されており、ハッフルパフは53.8％、レイブンクローは33.9％、グリフィンドールは12.2％で、スリザリンはなんと「適応度0％」という結果に。最下部にある「Just One More Question...」をクリックすると、最後の補足の質問に答える画面に進みます。

「ダンブルドア校長の知に対する好奇心の精神にのっとり、学術研究目的のためにあと数問への回答をお願いします」といった説明が表示されます。回答するためには18歳以上でなければならないとされているので、内容と年齢を確認したら「Sure, I'll Contribute to Science!」をクリック。

すると、「子供はどうあるべきか」という設問に対して「自立しているor礼儀正しい」などの項目を選ぶ問いや、「自分の国がバカにされた時には戦う」「自分の国の国民に物理的攻撃が加えられた時には戦う」「自分の国を守るために他人を傷つけることは容認できる」という問いが表示されました。