「真理計」を手に少女が旅する世界的ファンタジー小説「ライラの冒険」原作の「His Dark Materials」予告編公開

フィリップ・プルマン氏のファンタジー小説「ライラの冒険」は世界中で大きな人気を博し、2007年には「ライラの冒険 黄金の羅針盤」として映画化もされています。そんなライラの冒険を原作にしたTVシリーズ、「His Dark Materials」の最新予告編が公開されています。

His Dark Materials: Season 1 | San Diego Comic Con Trailer | HBO - YouTube

男たちの前で演説をするのは、主人公ライラ・ベラクアのおじであり冒険家でもあるアスリエル卿。

「私についてくるのは誰だ？」と男たちに問いかけます。

ライラがそんなアスリエル卿の姿をこっそりと見ていました。

この世界の教権機関である規律監督法院は、そんなアスリエル卿の動向や目的に注目している模様。

「君のおじさんが旅立ちの荷造りをしていたよ」とライラに語る少年。

ライラは「行っちゃダメ！」とアスリエル卿を止めようとしますが……

「北は子どもが行く場所じゃない」と告げ、旅立ってしまいます。

ライラの母親であるマリサ・コールターは、「ライラ、私はあなたを助手にしたいのよ」と語りかけます。

この世界では「ダイモン」と呼ばれる人間の分身ともいえる動物が存在しており、コールターのダイモンは金色のサル。

ライラはコールターに「あなたもおじさんのように冒険家なの？」と語りかけますが……

コールターは静かにほほえむだけ。

一方、ライラの周囲では子どもたちが連れ去られる事件が相次いでおり……

「とある機関が子どもたちを誘拐し、北へ連れて行っている」というウワサが広まっていました。

コールターもライラに対して「時々、子どもたちが消えるのよ」と話し……

意味深に頬をなでていきました。

学寮長がライラに手渡したのは……

「真理計(アレシオメーター)」という羅針盤のような器具。

ライラのダイモンである、オコジョのパンタライモンが一緒になって覗き込みます。

「これは何？」と尋ねるライラに、学寮長は「真実を伝えてくれる」と答えます。

ライラの周囲では大きな陰謀が動いているようで……

コールターはライラに対していびつな感情を持っています。

コールターのダイモンであるサルが、ライラのダイモンであるオコジョに襲いかかります。

分身ともいえるダイモンが攻撃され、倒れ伏すライラ。

コールターはその様子を見て、不気味な笑みを浮かべます。

謎の施設に収容されている子どもたち。

ライラはコールターのもとを抜け出します。

真理計を見たライラは、「何かを警告しているのよ」と語りました。

ライラは気球乗りのリー・スコーズビーらの協力を得ながら旅に出ます。

また、「パンサービョルネ」という鎧を着けたクマも登場。

果たしてライラは旅の末に何を見つけるのでしょうか。

「His Dark Materials」は、ケーブルテレビ放送局のHBOで2019年の秋から放送予定となっています。

なお、His Dark Materialsの原作の評価やストーリーは、以下から確認できます。

黄金の羅針盤〈上〉 ライラの冒険 | フィリップ プルマン, Philip Pullman, 大久保 寛 |本 | 通販 | Amazon

間違いなくシリーズ全部買ってしまう！

タイトルに惹かれて購入したのですが、
タイトルに裏切られない冒険・ハラハラ・ドキドキを体験させてくれます。
初めはオックスフォード学園の難しい話から始まるのでちょっと挫折しそうになりますが、
そこらへんはさらっと流し程度に覚えておき、
読み進めるとライラの勇敢さ頭の良さにとても驚きます。
ああ！こんな事して危ない！
でもどんな窮地も乗り越えて、
何があるか分からない場所にも果敢に乗り込んでいきます。
ダイモンもとても不思議な存在で、
心の根が繋がっている様な存在で一定以上離れることは出来ません。
子供のうちは自由自在に生き物に形を変えることが出来ますが、
大人になると何故か姿が一定に・・・。
それが、大人だけに付くという「ダスト」に何か関係が在るらしくて・・・・？
後半になると展開がめまぐるしくて目が離せません！
これを読んでいるととてもダイモンが欲しくてたまらなくなります。
最近ドキドキするもの読んでないなぁ。
っていう人にお勧めです。
年代は高校生くらいから・・・大人の人もいいかもしれません。
意外とグロテスクな描写や難しい話があったりするので。
とってもお薦めです！